バレエファン待望のニュースが飛び込んできました!2024年2月7日(金)、世界的に有名なロイヤル・バレエの作品『くるみ割り人形』が映画館で再上映されることが決まりました。この作品は、クリスマスの季節にぴったりの喜びと幸せが詰まった物語で、昨年も大好評を博しました。音楽はピョートル・イリイチ・チャイコフスキーによるもので、圧倒的な美しさを誇ります。
また、映画館での鑑賞は、現地での観劇とはまた違った魅力があります。大画面で迫力ある映像と音響を楽しむことができ、まるでロイヤル・オペラ・ハウスにいるような贅沢な体験が味わえるのです。今年の上映は、2024/25シーズンから旧タイトル『英国ロイヤル・オペラ・バレエ&オペラ in シネマ』から新たに『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ2024/25』としてリニューアルし、全10作品を全国各地で楽しむことができる機会です。
今年の『くるみ割り人形』では、金平糖の精を演じるのはアナ・ローズ・オサリヴァン。彼女は2019年にクララ役で注目を集めた若手ダンサーで、2021年にはプリンシパルに昇進しました。エレガントな踊りと美しい音楽性を持ち合わせ、観客を魅了します。さらに、王子役を務めるのは、マルセリーノ・サンベ。彼は多くの共演経験があり、彼らのパートナーシップはまさに見事です。二人の流れるようなリフトや息の合ったパ・ド・ドゥは、見逃せません。
また、日本人ダンサーの活躍も見逃せないポイントです。佐々木万璃子は、2024年春の『白鳥の湖』のデビューも控えた注目の新星。彼女は1幕でヴィヴァンデール役、2幕では花のワルツのリードを踊ります。中尾太亮はロシアの踊りを披露し、五十嵐大地はドロッセルマイヤーのアシスタント役を演じます。
ロイヤル・バレエのキャストたちは、作品に対する深い思いを持ちながら舞台に立っています。解説を担当するプリンシパルのマリアネラ・ヌニェスは、「ロイヤル・バレエ団にとって『くるみ割り人形』は特別な存在。全員で力を合わせてこのプロダクションを実現しています」と語っています。クリスマスの魔法が詰まったこの作品を見逃す手はありません。
再上映に向けて、特に楽しみなのが冒頭での解説です。マリアネラ・ヌニェスによる解説を通じて、作品の背景や意味が深く理解できるでしょう。これは映画館ならではの特典です。
『くるみ割り人形』の持つ魅力は、作品自体の美しさだけでなく、ダンサーたちの情熱と努力の賜物です。ぜひ、この冬は映画館で極上のバレエ体験をお楽しみください。お席には限りがありますので、早めのご予約をお勧めします!
上映情報:
タイトル:『くるみ割り人形』
振付:レフ・イワーノフに基づきピーター・ライト
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
台本:E.T.Aホフマンに基づきマリウス・プティパ
プロダクション:ピーター・ライト
配給:東宝東和
公式サイト:こちら
上映日:2024年2月7日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほかにて公開!