高校生が生み出す新しい味わい
この夏、大阪で新たなパンが登場します。株式会社ダイヤが運営する「クックハウス」と、SHIBUYA109阿倍野店、そして大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校の高校生たちがタッグを組み、共同で開発した新商品「塩昆ぶわッサン」。この新感覚のクロワッサンは、塩昆布とクロワッサンが見事に融合した斬新なアイデアが光ります。
商品誕生の背景
このプロジェクトは、「地域の高校生との部活動」の取り組みの一環として始まりました。SHIBUYA109阿倍野店がサポートするこの部活動では、高校生たちがビジネスアイデアを考える中で、実際に商品開発に挑戦。10名の参加者がそれぞれのアイデアで新しい商品を考え出し、その結果、4種類の商品が誕生しました。
第1弾「塩昆ぶわッサン」について
「塩昆ぶわッサン」は、塩昆布の旨味をクロワッサン生地に練り込んだ和風の仕立て。発案者が塩昆布が好きで、周囲の友人たちもその魅力に気づいていたことから、このユニークな組み合わせを思いついたとのこと。ネーミングにおいてもひらがなを使用し、和の雰囲気を演出しています。
塩昆ぶわッサンの特徴
このパンは、フジッコの塩こんぶを絶妙なバランスで使用し、甘さを抑えた新しいクロワッサンです。試作を重ねる中で、香ばしいクロワッサンの風味と塩昆布の深いコクが見事に調和。この商品は、ほんのり塩味がクセになり、夏にもぴったりの一品となっています。テイクアウト価格は218円(税込)で、手軽に楽しめるのも魅力です。
高校生の挑戦と学びの場
SHIBUYA109阿倍野店は「新しい世代の“今”を輝かせ、夢や願いを叶える」という理念のもと、地域の高校生を応援しています。活動は月に2回の頻度で行われ、ビジネスについての学びや意見交換が行われています。2022年から始まったこの取り組みは、高校生のアイデアを形にするための重要なステップとなり、ジャパンの若者たちに新しい挑戦の機会を提供しています。
発展する関係
SHIBUYA109阿倍野店がダイヤの想いに賛同し、一緒に商品開発を進めることで、地域の高校生たちが生み出したアイデアが現実のものとなりました。このプロジェクトは、地元の高校生が自らの手で新たなビジネス創出に寄与する素晴らしい例です。特に「ビジネスマネジメントクラブ」のメンバーたちが中心になって企画を進め、約5ヶ月にわたる努力の末に完成を果たしました。
発売情報
「塩昆ぶわッサン」は、2025年7月1日から全国のクックハウスで発売される予定です。この新しい味わいをぜひ一度ご賞味ください。高校生たちの情熱がこもったパンとして、多くの方に愛されることを期待しています。