音楽を深く知るための新シリーズ
ユニバーサル・ミュージックが、音楽ファン必見の新シリーズ『Everything Classics』と『Everything Jazz』を発表しました。5月から始まるこのカタログ・シリーズでは、クラシックとジャズの名作を各200タイトルずつ厳選して展開します。驚くべきは、その音質にあります。シリーズ全体で採用されるのは、従来のCDよりもさらに原盤に近い音を提供する新技術「UHQCD」です。この技術により、クラシックやジャズのアコースティック録音の魅力を存分に楽しむことができます。
こだわりの高音質
音質について詳しく見てみましょう。UHQCD(Ultimate High Quality CD)は、音楽ファンを魅了する独自の技術です。CDの材料を改良し、音質向上を達成しました。オーディオ評論家の麻倉怜士氏も、この音質の素晴らしさを称賛しています。音楽の特性を最大限に引き出すことで、クラシック曲では低音の弾力性や中音域の厚み、高音の透明感を再現。ジャズでは、楽器の輪郭が明確になり、リズム感や声の表現が豊かに描かれます。
発売スケジュール
シリーズは全4回にわたり展開され、各リリースの詳細は以下の通りです。
- 第1弾:5月14日(水)ドイツ・グラモフォン 全50作品
詳細はこちら
- 第2弾:6月11日(水)デッカ 全50作品
詳細はこちら
- 第3弾:9月10日(水)ドイツ・グラモフォン 全50作品
- 第4弾:10月8日(水)デッカ 全50作品
- 第1弾:5月28日(水)ヴァーヴ 全50作品
詳細はこちら
- 第2弾:6月25日(水)ユニバーサル編 全50作品
詳細はこちら
- 第3弾:9月24日(水)コンコード編 全50作品
- 第4弾:10月22日(水)ブルーノート編 全50作品
リスナーのニーズに応える
最近の音楽視聴の傾向として、ポピュラー音楽はストリーミングサービスが主流となっていますが、クラシックやジャズ aficionados では、CDの利用頻度が高く、購入意欲も根強いことが調査から明らかになっています。高音質での音楽体験や充実したブックレットが、これらのリスナーの期待を裏切らないよう新シリーズは設計されています。
デザインとライナーノーツ
シリーズのロゴは、世界的に著名なイラストレーター、セザール・ドゥバルグ氏によるものです。さらに、各タイトルには新たなライナーノーツがついており、演奏者や楽曲についての深い解説が添えられるので、音楽に対する理解をさらに深めることができます。
この新しいカタログ・シリーズは、長年の音楽愛好家や新たに音楽の世界に足を踏み入れる方々にも、新たな音楽体験を提供することでしょう。音楽の持つ力を再認識し、ぜひ手に取ってお楽しみください。