日本の美味しさを世界へ
日本の食文化が持つ多様な味わいを世界に広めるため、株式会社Food-Xが新たに立ち上げたプロジェクト「八味(YATSUMI)」が注目を集めています。東京に本社を置く同社は、タイ最大の財閥CPグループと連携し、このプロジェクトを本格的に始動させました。この提携により、日本の優れた食品がタイを中心とした国際市場へ届けられることが期待されています。
八味(YATSUMI)とは?
「八味(YATSUMI)」という名前は、日本独特の八つの味覚—甘味、塩味、酸味、苦味、旨味、辛味、渋味、淡味—に由来しています。Food-Xはこの豊かで多様な味覚に根ざした日本の食品を、海外の市場と結びつけることを目指しています。単に食材を輸出するだけでなく、魅力的な食品の知的財産(IP)を海外で製造・販売するための権利を開発したり、フランチャイズ展開を進めたりするなど、幅広いサービスを提供します。
なぜ今、「八味(YATSUMI)」が必要なのか
現在の日本の食市場は成熟期に入っており、中小規模の食品サプライヤーにとって海外市場への進出が急務となっています。しかし、一方で現地の嗜好への適合、継続的な取引、新たな輸出実務の複雑さが大きな障壁となっていました。このような中、Food-Xの「八味(YATSUMI)」は、現地のバイヤーと日本の生産者を直接結びつけ、共に市場に最適化した商品の開発を行うことで、持続可能な海外ビジネスの実現を目指しています。
そこで、現在顕著なインバウンド需要を起点にし、帰国後も日常生活に日本の味を取り入れられる環境を整えるための「マーケットイン型共創」へのパラダイムシフトを実現します。
「八味(YATSUMI)」の4つの特徴
1.
現地トップバイヤーとのダイレクト接続
各国の主要バイヤーと直接連携し、中間コストを削減しつつ確実な販路を構築します。
2.
売れ続けるための「マーケットイン」型支援
地元の嗜好やトレンドを把握するバイヤーとの緊密な連携で、消費者に選ばれる商品を開発支援します。
3.
円滑なコミュニケーション・ブリッジ
言語や商習慣の壁を越えて、サプライヤーとバイヤー間の意思疎通をFood-Xが支援します。
4.
輸出実務のトータルサポート
自社で輸出が難しい企業に対して、Food-Xが実務を代行し、製造に専念できる環境を整えます。
実績事例:北海道レアチーズケーキ
この「八味(YATSUMI)」の第一弾として、タイの市場向けに開発された「北海道レアチーズケーキ」があります。SFS社との共同プロジェクトで、タイの嗜好に合う商品として仕上げ、日本の高い製造技術と現地ニーズを融合させることに成功しました。この取り組みを通じて、今後さらなるプロジェクトの拡大が見込まれています。
まとめ
日本の豊かな食文化を世界に広めるために始まる「八味(YATSUMI)」の取り組みは、今後の食品業界において大きな影響を与えることでしょう。バイヤーと生産者を結ぶ橋渡しとしての役割を果たし、中国やアジアの他の地域へと新たな市場を開拓するための鍵となることが期待されます。私たちも、この果たして素晴らしい挑戦を見守りたいと思います。