滋賀県初のブランドいちご「みおしずく」が登場!
今年も、滋賀県が誇るブランドいちご「みおしずく」が12月中旬より平和堂、イオン、コープしがなどで本格販売を開始します。昨年デビューを果たしたこの品種は、すでに多くの人々の注目を集めています。具体的には、栽培面積や出荷量も大幅に増加しており、年々その魅力が広がっています。
「みおしずく」の魅力とは?
「みおしずく」は、滋賀県農業技術振興センターが2016年から約5年の歳月をかけて開発したオリジナル品種です。このいちごの最大の特徴は、さわやかな甘さとフローラルな香り、そして明るい赤色です。適度な酸味が感じられ、全体の味わいを引き立てています。初めて口にすると、その魅力にすっかり魅了されることでしょう。
生産量の急増とさらに高まる期待
2022年12月、試験的に生産・販売が行われた際の栽培面積は0.3ha、出荷量はわずか10トンでしたが、その後の本格販売を経て、昨年には栽培面積が2.2ha、出荷量は90トンへと大幅に増加しました。さらに、今年は栽培面積が4.0ha、出荷量は162トン、栽培戸数も100戸に達すると予想されています。これにより、もっと多くの人々が「みおしずく」を楽しめる機会が増えることになります。
さらに広がるプロモーションの展開
滋賀県では、2025年の「大阪・関西万博」や「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」の開催に向けて、「みおしずく」の認知向上を図るべく、ギフト菓子の開発コンテストを実施しています。このコンテストには、全国から多くの応募が寄せられ、最終審査には20名のギフト菓子が選出されます。美味しいギフト菓子に仕上がった作品は、来るべきイベントで披露される予定です。
セブンイレブンでの新たな取り組み
さらに、10月8日からは、みおしずくを使用した「苺湖どら焼き」が県内のセブンイレブンの3店舗で販売されています。これはオーナーたちのこだわりが詰まった特別な一品です。どら焼きは、スイーツファンはもちろん、初めての方にも楽しんでもらえることでしょう。
みおしずくの育成背景
滋賀県では、近年新規就農者が増えており、いちご栽培も活発化しています。この流れに応じて、滋賀の独自のいちご品種が求められるようになり、「みおしずく」はそのニーズに応えた結果生まれました。開発にあたり、母種と父種から新たな魅力を持ついちごが育成され、滋賀県独自のブランドを確立する目的がありました。
まとめ
滋賀県初のブランドいちご「みおしずく」は、確かな品質と魅力的な味わいで日本全国に広がりつつあります。ぜひ、この機会に滋賀県が誇る美味しいいちごを一度味わってみてはいかがでしょうか。自分自身の味覚を信じ、みおしずくの美味しさを存分に楽しんでみてください。