台湾のアーティスト・マンボウ・キーの個展『Home Pleasure』が渋谷で開催中

台湾の気鋭アーティスト・マンボウ・キーの個展に注目

台湾からやってきた新進気鋭のアーティスト、マンボウ・キーが、渋谷・PARCO MUSEUM TOKYOで大規模な個展を開催中です。タイトルは『Home Pleasure｜居家娛樂』。その展覧会は、2025年5月30日（金）から6月9日（月）まで行われ、マンボウ・キーの多彩な創作活動を一堂に見ることができる貴重な機会です。

個展の見どころ

本展は、マンボウ・キー自身のアイデンティティを基軸に、アートとファッション両方の視点から表現活動を振り返る内容です。キュレーターに東京都現代美術館の藪前知子氏を迎え、写真や映像、インスタレーションを通して、家族やジェンダー、セクシュアリティ、そしてクィア・アイデンティティといったテーマを描き出します。

マンボウ・キーの代表作には、台北美術賞グランプリを受賞した『Father’s Videotapes』があります。また、最新の未発表作品や日本未公開作品も展示され、観覧者は彼の幅広い表現を一望できる内容となっています。特に、彼の祖母をモデルにした新作なども見逃せません。

スペシャルイベントも見逃さないで！

個展開催を記念して、特別パーティー＜HOME PLEASURE＞も開催されます。このイベントは、2025年6月6日（金）に渋谷PARCOの10階PBOXで行われ、入場は無料。ただし、ワンドリンク制となっています。

パーティーには、Akira the Hustlerや午前0時のプリンセス、DSKEなど、さまざまなアーティストが出演。音楽とアートが融合したイベントで、マーケットやトークセッション、DJ、SHOWCASE、フォトシューティングなど、多彩なコンテンツが用意されています。マンボウ・キーの提案する新たなアイデンティティの探索がどのようなものになるのか、期待が高まります。

アートとともに過ごす特別な時間

この個展やイベントは、単なるアートの体験を超えて、LGBTQ+の歴史やアイデンティティの重要性についても考える機会を提供してくれます。マンボウ・キー自身も「この個展は、さまざまな人々に共感してもらえる内容になっていると思います。ぜひ遊びにきてください」と呼びかけています。

また、会場では写真集『HOME PLEASURE』の販売もあり、アートの背後にある深いメッセージをさらなる形で楽しむことができます。ファッション、ポップカルチャー、私的なテーマから、クィアな視点まで様々な要素を盛り込んだ作品が詰まっており、多くの方に楽しんでもらえることでしょう。