新たなジバンシィの始まり
2025-03-11 16:56:20

サラ・バートンによるジバンシィデビューコレクションの魅力とは

サラ・バートンによるジバンシィの新たな始まり



2025年3月7日、ファッション界に新たな風を吹き込むべく、サラ・バートンがジバンシィのアーティスティック・ディレクターとして初のコレクションを発表しました。このコレクションは、過去の名作を思わせる素晴らしいデザインの数々で、目を引くものでしたが、その背後には深いストーリーが隠されています。

ユベール・ド・ジバンシィへのオマージュ



ジバンシィの最初のメゾン、アルフレッド・ド・ヴィニー通り8番地にある邸宅では、改装作業中に偶然発見されたユベール・ド・ジバンシィのデビューコレクションに使われたキャリコのパターンが、サラ・バートンにインスピレーションを与えました。「私にとって、パターンカッティングやクラフツマンシップに立ち返ることは本能的なものです。カット、シルエット、プロポーションは、私の感覚であり、クリエイションの本質だと思います」と彼女は語ります。

テーラリングと女性らしさの融合



コレクションの始まりは、「GIVENCHY 1952」と刻印されたストックマンからスタートし、男性的なテクニックと女性的なシルエットの見事な融合を見せています。シンプルでありながらも美しい空間で、力強く洗練された女性像が誕生します。サラ・バートンは、現代女性の強さや繊細さ、感情的な知性、さらにはセクシーさを表現することを目指しているのです。

モダンな解釈と精緻なシルエット



このコレクションには、モダンなクチュールの精緻なラインが印象的で、強調されたショルダーやウエストを持つジャケットやコートが登場します。また、トラウザーも洗練されたデザインで、自由なフォルムでの実験が行われています。布地が大胆に背中を見せるドレスや、結びのあるスカートは、女性らしさを引き立てがら新たな魅力を表現しています。

伝統と未来の交差



ユベール・ド・ジバンシィのエッセンスは、ただ再現されるのではなく、現代の視点から再解釈されています。シャンテリーレースのドレスはマイクロミニ丈に仕上げられ、50年代のバレットブラは挑発的に昇華されています。さらに、彼の象徴的なスカーフやリボンは、グラフィカルなレザーやオーガンザのエアリーなネックラインに変貌を遂げています。これにより、ジバンシィの象徴である白いシャツはドレスとして生まれ変わり、過去のオートクチュールの価値と未来のクリエイティブなエネルギーが見事に融合しています。

菜々緒も来場、注目のデビュー



コレクションのフロントロウには、ジバンシィのジャパン・アンバサダーを務める俳優の菜々緒さん、ルーニー・マーラ、シンガー・ソングライターのレイなどが集まり、サラ・バートンのデビューを祝いました。

このように、サラ・バートンによるジバンシィのコレクションは、時を超えた魅力と力強いメッセージを兼ね備えた作品となり、今後のファッションシーンに大きな影響を与えることでしょう。


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