久留米絣の大博覧会
2025-06-24 19:52:25

伝統と革新が融合する久留米絣の魅力を探る大博覧会

伝統と革新が融合する久留米絣の魅力を探る大博覧会



福岡の夏の風物詩、博多祇園山笠の季節が到来しました。毎年7月に開催されるこのお祭りは、地域の豊かな伝統文化が色濃く反映されています。中でも特に人気なのが、久留米絣の長法被です。このたび、大丸福岡天神店では『第三回久留米絣大博覧会』が開催されます。

博覧会の概要



主催は久留米絣組合連合会で、九州経済産業局や福岡県、久留米市などの協力を受けて行われます。このイベントでは、日本三大絣のひとつ「久留米絣」の織元や問屋19社が集結し、「継承・革新・循環」というテーマのもと、さまざまなプログラムを展開します。

このテーマは、久留米絣が地域の文化を染め上げてきた歴史を尊重しつつ、現代に生かし、未来へと織り成していくという意思が込められています。

継承:博多祇園山笠と久留米絣の歴史的つながり



博多祇園山笠は、福岡を代表する祭りで、山を飾る博多人形や博多織、そして久留米絣が両輪を成す存在です。この祭りには、地元の伝統が凝縮されており、久留米絣はその中でも特に重要な役割を果たしています。1957年に国の重要無形文化財に指定された久留米絣は、江戸時代から続く工芸であり、その製造過程は約30工程、完成までにおよそ半年かかります。特有の「括り」技法により、色とりどりの模様が生み出されています。

革新:現代の生活に息づく久留米絣



大人気の「MONPE」は、簡素でありながらもスタイリッシュで、多くの人に愛されています。毎年3,000本以上が用意され、その柔らかい風合いにリピーターが急増中です。また、上級者向けに提案される「HAORI」は、伝統と現代の融合を楽しむ一着。羽織を現代風にアレンジしたスタイルで、多様なシーンに対応できます。

循環:未来への架け橋として



久留米絣の織元たちは、伝統技術を継承しつつ、若い世代にもアプローチを進めています。この博覧会の最大の目的は、「未来へ紡ぐ」こと。後継者不足や現状を知ってもらうため、国内外に向けて魅力を発信し続けています。

特別企画:ナカジーモンペ



この博覧会では、福岡出身の人気パーソナリティ「ナカジー」こと中島浩二さんが応援団長として登場します。限定販売される「ナカジーモンペ」は、10の織元から31柄が集結し、先着400着が用意されます。

久留米絣の体験ブース



出店ブースでは、久留米絣の反物を100種類以上見られるお仕立て販売会や、200種類以上の生地販売も行われます。さらには日替わりで楽しめるワークショップや、自分だけのスペシャルな一枚を作れるカスタムオーダーも実施されます。

この貴重な機会に久留米絣の魅力に触れ、伝統を未来へ繋げる体験をしてみませんか?詳細は大丸福岡天神店の公式WebサイトやSNSをチェックしてください。お見逃しなく!


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