森の音色とギター
2025-09-17 13:25:17

村治佳織が紡ぐ能登の森の音色—特別番組『レコレール』祝日スペシャル

音楽と自然が織りなす、特別な瞬間



2025年9月23日、FMラジオ番組『レコレール』の祝日スペシャルが放送されます。この回には、クラシックギタリストの村治佳織さんが登場し、特別なゲストが彼女の演奏を彩ります。今回は、前例のない能登ヒバを使用したクラシックギターでの生演奏が披露され、能登の森の音色がリスナーに響き渡ります。

能登の森が育む音楽



最近、能登地方は2024年に発生した 豪雨災害の影響で、林業関係者や地域の自然が大きな打撃を受けています。特に、能登ヒバとして知られる木材は、その生産量が減少してしまっています。それでも、地域の人々は強い意志で復興に取り組んでいます。その一環として始まったのが、能登ヒバを用いたクラシックギターの製作プロジェクト『ATENOTE』です。

このプロジェクトの背後には、石川県の木材流通企業であるフルタニランバーの古谷隆明代表と、河野ギター製作所の君島聡さんがいます。彼らは地域の復興を目指す中で、能登の森から得られる材木を最大限に活用し、音楽との共鳴を試みています。彼らの情熱が詰まったギターは、これまでにない音色を奏でるのです。

村治佳織と新しい音色の出会い



この特別番組には、人気ギタリストの村治佳織さんも参加します。彼女は約7年ぶりに新アルバム『エターナル・ファンタジー』を来月にリリース予定で、COLDPLAYとの共演で多くの注目を浴びています。番組では、彼女がどのように能登ヒバのギターに関わったのか、その経緯を語ります。また、彼女の演奏を通じて、能登ヒバギターの実際の音色を初めて地上波ラジオで披露する機会となります。

「このギターは、単なる楽器ではなく、能登の再生や希望を伝えるメッセージだと思います」と村治さんは語ります。実際に彼女がこのギターを手に取った時の感動や、音色が与えるリスナーへのインスピレーションは、番組を通じて深く感じ取ることができるでしょう。

心に響く音楽を聴こう



能登ヒバの持つ香りはリラックス効果があり、このギターが奏でる「森の音」は、音楽としてだけでなく、地域の復興を応援するメッセージにもなります。地域に根差した文化と、人々の強い想いが込められた特別なギターから発せられる音色は、確かに特別な意味を持つはずです。

番組『レコレール Holiday Edition ~Sound of the Forest~』は、JFN系列全28局でOA予定。リアルタイムでの地上波放送のほか、radikoでのタイムフリー再生のサービスも提供されており、忙しい方でもお好きな時間に聴くことができます。音楽と自然が一体となった特別なひとときを、ぜひお聴き逃しなく!


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