東京モード学園と一蔵の振袖デザインコラボが実現!
2023年の春、東京モード学園と株式会社一蔵が手を組み、学生による振袖デザインコンテストを開催しました。この企画は、産学連携の新たな形として注目を集めています。114名の学生から寄せられた221点ものデザインの中から厳選された7作品が、商品化が決定しました。このプロジェクトは、様々な文化的背景やトレンドを反映しており、一層多様性を持った振袖の未来を描くものとして期待されています。
デザイン選出の経緯
今回のコンテストは、東京モード学園の生徒たちが持つ独自の視点や創造力を活かして新しい振袖の形を模索するものでした。選出された7作品は、全て異なるコンセプトやスタイルを持ち、学生一人一人の情熱や技術力が反映されています。デザインの過程では、日本の伝統と現代的な感覚の融合を目指しました。
選ばれたデザインは、2025年11月26日(水)に幕張メッセで開催予定の「Universal Kimono Award」にて披露されることとなっています。この場は、今後の振袖文化を考える上で重要なイベントとなるでしょう。
選ばれた7つのデザインについて
MINORIさんのデザイン
「強く凛とした女性を表現した振袖。大切な方を身にまとえる特別な思いを込めました。」
りんりんさんのデザイン
「薔薇をモチーフに和の装いに気品と華やかさを添えたデザイン。日本文化の華やかさと新しい表現の可能性が詰まっています。」
りんりんさんは2つのデザインが選出されています。
イサムさんのデザイン
「和柄とレースの対比で新たな美を追求している作品です。」
N.Mさんのデザイン
「伝統的な着物をガーリーにアレンジし、コルセットやリボンを加えた現代的で可愛い和洋折衷の作品。」
Hoseiさんのデザイン
「桜の彩りを映し、花弁の立体感に春の息吹を感じる美しい振袖です。」
うるしさんのデザイン
「伝統的な振袖に華やかに花を重ね、祝い着としての特別感を表現しました。」
東京モード学園について
専門学校東京モード学園は、ファッションデザイン、ビジネス、インテリア、グラフィックから美容業界まで多様な分野に焦点を当てた教育機関です。個々の特性を伸ばし、即戦力となるプロを育成することに力を入れています。特に業界直結のカリキュラムは、学生が希望する業界で活躍できるよう導いています。18年連続の希望者就職率100%という成果は、学生たちの信頼と支持を証明しています。
東京モード学園公式サイト
一蔵について
株式会社一蔵は1991年に設立され、和装とウエディング事業に特化した企業です。全国に110店舗以上を展開し、振袖の販売やレンタル、成人式の前撮り、着付けサービスなどを提供しています。また、国内外での結婚式場やウエディングフォトスタジオの運営にも力を入れています。
振袖デザインコンテストの成功は、東京モード学園と一蔵の強固な連携が生み出した成果です。新しい和文化の可能性を追求する両者の挑戦から、今後も目が離せません。