マルベリーが甦らせた「ロクサンヌ」、現代ファッションの象徴
2025年9月8日、英国の人気ライフスタイルブランド、マルベリーから2000年代の流行を牽引したアイコンバッグ「ロクサンヌ」が新たに発表されました。このバッグは、多くの著名人に愛された2004年のオリジナルモデルを基に、最新のデザイン要素を加えた現代的な再解釈です。 キャンペーンには、映画『ウィキッド』での活躍も光る、シンシア・エリヴォが起用されています。
新旧の魅力を兼ね備えた「ロクサンヌ」コレクション
「ロクサンヌ」は、オリジナルモデルのパンクスタイルやY2Kのエッセンスを受け継ぎつつ、技術的に洗練されたディテールが施されています。真鍮製のバックルとともに、全体は44のパーツから成るパターンによって仕立てられ、熟練の職人がそのクオリティを支えています。なお、用途に応じてショルダーやクロスボディスタイルで使用できる使い勝手の良さも魅力です。
さらに、今回の発表では「ロクサンヌ ショルダー」と「ミニ ロクサンヌ ショルダー」も登場し、軽さと多機能性が求められる現代のライフスタイルにマッチしたデザインへと進化を遂げています。これらの新作は、真鍮のアクセントやスタイリッシュなシルエットで魅了し、機能美を追求しています。
ティム・ウォーカーとシンシア・エリヴォによるビジュアルキャンペーン
今回のキャンペーンには、長年にわたりマルベリーと連携してきた写真家のティム・ウォーカーが参加。彼の独特な視点で捉えた色彩豊かなビジュアルが登場する中で、シンシア・エリヴォが主演を務めます。キャンペーンでは、幻想的な空間にロープスイングや暖炉、装飾的なカーペットが配置され、まるで夢の中のような世界観を表現しています。
シンシアは「ロンドンで生まれ育った私にとって、マルベリーは憧れのバッグでした。このキャンペーンはロクサンヌの精神を見事に捉えており、私自身のスタイルを表しています。」と語ります。
サステナビリティへの取り組み
マルベリーは、環境負荷を軽減する取り組みとして、B Corp認証を取得した企業です。2024年から導入されたこの基準下では、コレクションに使用されるレザーがすべてカーボンニュートラルであり、信頼のあるタンナリーから調達された素材を使用しています。環境保護のため、ワールド・ランド・トラストと連携してカーボン・オフセットにも取り組んでいます。
「ロクサンヌ コレクション」の販売は2025年9月8日からスタートし、価格は146,300円から。オリジナルモデルに加え、様々なスタイルやカラーが展開されるため、ぜひ自分にぴったりの一品を見つけてください。
マルベリー・エクスチェンジプログラム
さらに注目なのは「マルベリー・エクスチェンジ」と呼ばれるプログラムです。このプログラムは、顧客がマルベリーのバッグを下取りに出すことで、再利用と循環型経済を促進しています。回収されたバッグは、サマセット州の職人によって修復され、「Pre-Lovedコレクション」として再販売される仕組みです。英国、アメリカ、中国で展開されており、Vestiaire Collectiveを通じてグローバルにも広がっています。
多彩なコレクションとともに、サステナブルであることを大切にするマルベリーは、これからも多くのファッション愛好者の心を惹きつけていくことでしょう。最新情報は公式オンラインストアやSNSで確認してみてください。