二軒茶屋餅の新店
2026-08-03 14:43:43

伊勢神宮前に新たに開業する二軒茶屋餅の魅力と伝統

新たな魅力が詰まった二軒茶屋餅内宮前店登場



1575年に創業した二軒茶屋餅が、2026年8月6日(木)に伊勢神宮内宮の門前町であるおはらい町に新しい店舗をオープンします。これにより、長い歴史の中で初めて、自社店舗が内宮の近くに設けられることになります。これは、二軒茶屋餅の文化や美味しさを直接多くの旅行者に届けるための一歩となります。

餅街道と二軒茶屋餅の歴史


江戸時代、旅行者たちは腹持ちが良くて手軽に食べられる餅を好んでいました。このように、伊勢参りの旅人たちのために「餅街道」が形成され、その中で二軒茶屋餅も一つの名物として親しまれるようになりました。二軒茶屋餅は、勢田川の二軒茶屋で舟参宮の旅人を迎えた茶屋が起源です。

しかし、餅街道の食文化は時代とともに消えつつあります。農林水産省の報告によると、後継者問題により消滅の危機にある伝統的な餅も存在しているため、二軒茶屋餅の売り場が増えることで、伊勢の餅文化を守り、発信することが重要だと考えています。

内宮前の新たな拠点


伊勢神宮の参拝者数は2025年に約772万人に達しましたが、内宮前には餅を購入できる場所がありませんでした。新店舗のオープンにより、二軒茶屋は、長い歴史に基づいて旅人を温かく迎える商いを続けることができます。

食べ歩きの文化を大切に


二軒茶屋餅は、こしあんを薄い餅皮で包み、きな粉をまぶした素朴で美味しいお菓子です。実は、生餅は時間が経つと硬くなってしまうため、参拝の道すがらで、ぜひその日のうちに味わっていただきたい一品。本店ではお土産用として様々なパッケージを用意し、毎月25日には特別な「黒あん」餅も仲間入りしています。

代表の思い


二軒茶屋の鈴木千賀専務は、「この地域は舟参宮の時代から続く歴史があります。私たちがその暖簾を守り続けてきたのですが、現在は少なくなった仲間として、名物を多くの方に知らしめたかった」と話します。450年の節目を迎え、新たな一歩を踏み出せたことを大変喜ばしく思っています。

今後の展望


新しい店舗では、食べ歩きにぴったりの1個単位での販売も計画しているとのこと。おはらい町は観光客にとっても魅力あるスポットであるため、二軒茶屋餅も多くの人々に楽しんでいただけるよう、店舗を通じて新しい食文化を広げていく方針です。

店舗情報


  • - 店舗名: 二軒茶屋餅内宮前店
  • - 開業日: 2026年8月6日(木)
  • - 所在地: 三重県伊勢市宇治浦田一丁目132
  • - 営業時間: 9:30~17:00(売り切れ次第終了)
  • - 取扱商品: お土産用各種パック、イートインメニュー、月例の黒あん餅など

新たに生まれるこの場所で、伊勢の餅文化を感じる特別な時間をぜひ体験してください。


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