能を知る企画展
2026-06-12 16:56:57

日本の伝統美、能を体験する企画展「お能、はじめまして。」が名古屋で開催

日本の伝統美、能を体験する企画展「お能、はじめまして。」



名古屋の徳川美術館で開催される企画展「お能、はじめまして。」は、日本の伝統的な舞台芸術である能の魅力を紹介する絶好の機会です。2026年6月25日から7月20日までの間、能をまったく知らない方でも楽しめるように、能面や装束などを通じてその世界へと誘います。

能の魅力を身近に感じる



能は、独自の謡(うたい)と舞によって物語が展開します。しかし、能を観る機会が少ないと感じる方も多いはず。本展では、600年以上の歴史を持つ能の中から特に注目すべき要素をピックアップし、視覚と聴覚で楽しむことができる工夫が施されています。

1. 欠かせない道具「面(おもて)」



能には欠かせない要素として「面」があります。面は、役柄の性格や心情を表す重要な道具であり、神や霊、女性などの各キャラクターに応じたデザインが施されています。特に「小面」と呼ばれる女性を表現する面は、その美しさと年若さで観客の心を掴みます。一方で、女性の嫉妬や怒りを象徴する「般若」の面も、強い印象を与えます。

2. 一目で役柄を示す「装束」



能の役柄を示すために重要な役割を果たすのが「装束」です。装束の鮮やかな色合いや文様は、観客に一目で役柄を理解させます。例えば、「唐織」と呼ばれる女性用の装束は、色とりどりの糸で美しい草花文様が織り込まれています。装束がどのように役を担うのかを学ぶことで、能に対する理解が深まります。

3. 能の調べをつくる「四拍子(しびょうし)」



能には、謡に加え、「囃子」と呼ばれる音楽的要素が存在します。囃子は四つの楽器、つまり笛、小鼓、大鼓、太鼓の組み合わせから成り立っています。囃子は単なる伴奏ではなく、能の物語を引き立てる重要な要素です。会場では実際の音色を楽しむことができる動画も用意されており、能の雰囲気を存分に体感することができます。

記念講座の開催



展示に合わせて、シテ方宝生流の能楽師である辰巳満次郎氏を招き、記念講座「お能、はじめまして。入門編」が開催されます。能の世界についての楽しいお話や、実際に舞台で使用される道具の紹介、さらには実演も行われます。お能の奥深さを理解する絶好の機会です。

展覧会詳細


  • - 会期: 2026年6月25日(木)~7月20日(月・祝)
  • - 開館時間: 10:00~17:00(最終入館16:30)
  • - 休館日: 月曜日
  • - 会場: 徳川美術館、蓬左文庫展示室
  • - 料金: 一般2,000円、大学生・高校生1,200円、中学生以下無料
  • - 主催: 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫

能の深い世界に触れ、その美しさや神秘を一緒に体感してみませんか?この展示は、初心者を精神的に引き込む素晴らしい機会です。ぜひ、友人や家族と訪れて、日本の伝統文化に触れてみましょう。


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