映画『男はつらいよ』55周年!
1969年に公開された映画『男はつらいよ』は、山田洋次監督と渥美清主演によって、多くの人々を笑いと涙で包み込んできました。この国民的映画シリーズは、総観客動員数が8,000万人を超え、ギネスブックにも登録されています。
55周年を迎える今年、寅さんの魅力は色あせることなく、多くの著名人からの応援コメントが寄せられました。今回はそれぞれの方々がどのように「寅さん」に影響を受けたのか、彼らの言葉を紹介します。
著名人の熱いコメント
立川志らくさん(落語家)
「男はつらいよ」は日本における宝だと語る志らくさん。「人情」と「寅さんの言葉」を理解できない時、日本人が日本人でなくなると言います。この映画は、私たち日本人が一番大切にしなければならないものなのです。
森三中・大島美幸さん(お笑い芸人)
第1作目が特に好きだという大島さん。タイトルの格好良さや、青空の下の寅さんの映像に感動し、何度見ても笑ってしまうという。「男はつらいよ」は笑いと涙の原点であり、今後もたくさんの人に見てほしいと願っています。
錦織一清さん(俳優・舞台演出家)
自分より他人の幸せを考える寅さんを本当のヒーローと評価する錦織さんは、第17作『寅次郎夕焼け小焼け』のラストシーンに涙し、感動を語ります。
宮藤官九郎さん(脚本家)
「男はつらいよ」は、子どもには背を向けられるが、大人になって後追いでその面白さが理解できたと言う官九郎さん。特に『お帰り 寅さん』では、監督の偉大さとシリーズの魅力を再認識したようです。
小島よしおさん(タレント)
寅さんの名セリフを引用し、子どもたちに「困ったら寅さんのおじさんに呼んでね」と伝えたいという大志を持つ小島さん。そんな特別な存在になりたいと語ります。
吉田類さん(酒場詩人)
「寅さんは、私とも重なる」との言葉が印象的な吉田さん。旅先でのロケ地巡りで感動する様子を語ります。
出川哲朗さん(タレント)
撮影の合間に寅さんと会話できたことが宝物だという出川さん。寅さんのお言葉は今でも彼の支えになっていると感謝します。
小林幸子さん(歌手)
親と一緒に『男はつらいよ』を楽しんできた小林さん。第47作に出演した際、渥美さんとの初対面の思い出を語り、親孝行ができた喜びをシェアします。
山崎貴さん(映画監督)
調子に乗った寅さんの言葉に笑わせてもらい、人間の寂しさも教えてくれたという山崎さん。彼もまた、寅さんの影響を受けて成長したことを語ります。
三浦知良さん(プロサッカー選手)
愛で包み込む寅さんが大好きだという知良さん。寅さんの優しさに心温まる思いを語ります。
まとめ
このように、映画『男はつらいよ』はただの娯楽作品に留まらず、数々の著名人の人生に影響を与えてきました。55周年という節目を迎え、今もなお多くの人々に愛され続けているこの映画。その魅力を改めて感じ、これからも引き続き愛し続けたいものです。