アートゥーン!新曲「PonPonPainPain」発表
7月28日、東京藝術大学出身のアート系クリエイター集団「アートゥーン!」が、オリジナル楽曲の第三弾「PonPonPainPain」をYouTubeにて公開しました。この楽曲はアートゥーン!にとっての新境地を開くラップナンバーであり、これまでの活動の集大成を感じさせる作品となっています。
アートゥーン!の新たなチャレンジ
「芸術をもっと身近に」をテーマに、アート系のクリエイターが集結したアートゥーン!。初のオリジナル楽曲「らりこっぱぃ」から始まり、続く「馬鹿と薬」と、全ての楽曲でメンバーが作詞・作曲・歌唱に加え、ミュージックビデオの監督も担当してきました。新曲「PonPonPainPain」では、ボーカル・桶家が作詞と作曲を行い、監督の真田が初めて挑戦することに。
特徴的なのは、この楽曲が全編ラップで構成されている点です。聴く者を身体で動かしたくなるビートと共に、どこか不安を掻き立てる音が交差し、軽快さと緊張感が絶妙に融合しています。桶家の実体験に基づく歌詞は、挑戦と安定といった感情の揺れや、社会との向き合い方を描いています。「踊れるのに、どこか苦しい。」というフレーズがその哀愁を物語ります。
夢追う就活生の姿を描いたミュージックビデオ
「PonPonPainPain」のミュージックビデオは、一人の就活生が社会の要請に応えようともがく様子を描いています。主人公の役に立つのはドラマー・おばんで、初めてのリクルートスーツに戸惑いながらも、面接への道を進みます。彼が対峙する面接官として演じているのはデザイナー・林宋其。冷ややかな視線で就職活動に対峙し、社会の厳しさを象徴的に表現しています。
監督の真田は、画家としての視点から各シーンに細やかな配慮を施しました。全編モノクロで統一された映像は、就職活動の閉塞感と同時に、アートへと身を投じる自由な瞬間を際立たせています。映像制作においても、美術組の林が関与しており、彼らのクリエイティブが見事に融合しています。
音楽ライブイベントの開催
また、アートゥーン!は8月27日にはグループ初となる音楽ライブを開催する予定です。音楽部門のクリエイターで構成される桶家、矢野、池田、おばんの四名が出演し、演出や衣装には美術組も参加します。このイベントは、彼らの音楽と美術の才能がひとつになった、唯一無二のステージとなることでしょう。
アートゥーン!の新曲「PonPonPainPain」は、まさに夢と現実の狭間を行き来する感情を描き出している一曲です。また、彼らの今後の活動からますます目が離せないですね。音楽と美術、双方の魅力を感じられるアートゥーン!の新たな挑戦に期待が高まります。