名誉市民に選出されたフルッタフルッタの長澤社長
フルッタフルッタの背景
株式会社フルッタフルッタは、2002年に創立されたアサイーのパイオニアであり、日本市場にアサイーを初めて導入した企業です。彼らは、「自然と共に生きる」を理念に掲げ、環境保護と経済の共存を目指している企業です。注目すべきは、アグロフォレストリー技術を用いた農業を通じて、持続可能な社会の実現に貢献し続けていることです。
名誉市民の称号授与
この度、フルッタフルッタの代表取締役社長、長澤誠氏が、ブラジルのパラ州トメアス市から名誉市民の称号を授与されました。この栄誉は、彼が創業当初から20年以上にわたり、トメアス市の発展に寄与してきたことが高く評価された結果です。
トメアス市は、フルッタフルッタのサプライヤーであるトメアス総合農業協同組合(CAMTA)の拠点がある場所でもあり、長澤社長の授与はCAMTAの乙幡理事長の推薦に基づいて、市議会の承認を受けて行われました。この授与は、長澤社長とトメアス市、そしてCAMTAとの強固な関係性を示す重要な出来事です。
証書授与の意義
授与された名誉市民証書には、同社がシンボルとして掲げる「きずなの象徴」とされるアラーラ(コンゴウインコ)が描かれており、このトピックに大きな意味を与えています。フルッタフルッタは、トメアス市の発展だけでなく、地域社会への貢献も今後の目標として掲げており、一層の努力をしていく所存です。
長澤社長のコメント
長澤社長は、「名誉市民のタイトルを授与され、おそれ多くも光栄に思います」とコメント。彼は外国人であり、市民でもないため、この称号を受けることは本来困難なものでしたが、初の外国人受章者として認められたことに責任を感じています。また、フルッタフルッタがトメアス市民8万人の生活に寄与する責任を再認識し、「きずな」を大切にし続ける企業を代表していく決意を述べました。
フルッタフルッタの今後の展望
長澤社長の名誉市民としての承認は、今後のフルッタフルッタの活動にも大きな影響を与えることでしょう。彼は、フルッタフルッタが引き続き、トメアス市およびその地域社会への貢献を進めるための具体的な方策を策定していくと同時に、持続可能な農業の重要性を広く伝えることにも意欲を見せています。将来的には、さらなるビジネスパートナーシップやプロジェクトの展開が期待されます。
フルッタフルッタの活動は、サステイナブルな社会の実現に寄与し、自然環境を守りながら新たなビジネスチャンスを生み出すことにつながっています。この名誉市民の称号が彼のさらなる励みになることは間違いありません。