名古屋の味噌文化を世界に発信！山本屋ソウル第一号店オープン

名古屋の味噌文化を象徴する山本屋が韓国進出！

2025年9月24日、名古屋の老舗「山本屋」が韓国・ソウルに第一号店をオープンします。このニュースは、名古屋の食文化を世界に広める新たな挑戦として多くの人々に注目されています。

山本屋の歴史と伝統

1925年に創業した山本屋は、名古屋の伝統食である「味噌煮込みうどん」を守り続けてきました。初代・島本万吉は名古屋・大須で最初の店舗を開業し、以来100年以上にわたり、名古屋の人々に愛され続けてきました。この歴史は単なる物語ではなく、五代にわたる家族の取り組みの成果です。懐かしの味わいを求める地元の人々にとって、山本屋は欠かせない存在となっています。

今回のソウル出店は、名古屋の食文化を海外に発信する試みであり、創業者の思いを引き継ぐ五代目の青木兄弟の新たな挑戦を体現しています。特に、香港進出の成功を受けたこの動きは、韓国でも高い期待が寄せられています。

こだわりの伝統の味

山本屋では、以下の4つの要素にこだわり、伝統の味を守り続けています。

1. 手打ち麺
職人が店舗で「こね・のばし・きり」を行い、塩を使わずに小麦粉と水だけで練り上げる手打ち麺が主役。女性でも食べやすい食感と強いコシが特徴です。

2. あじ味噌の存在
八丁味噌を基に、厳選食材を使用した特別な出汁を調合。日々変わる食材の状態に応じて適切な味付けを行うため、常に新鮮な味わいを提供します。

3. こだわりの出汁
名古屋の老舗味噌蔵「カクキュー」製の3年熟成八丁味噌をベースに、他の味噌とブレンド。地元特産の材料を活用して、コク深い味を生み出しています。

4. 特注土鍋での調理
特製の土鍋で提供される味噌煮込みうどん。高温で煮込むことで、うまみを閉じ込めながら、さらに美味しさを引き立てています。お皿よりも熱々で提供され、最後までアツアツを楽しめるよう工夫がされています。

韓国オープンの祝いの場としての役割

新たにオープンする「山本屋ソウルパンギョ店」は、京畿道城南市に位置し、現地の人々に名古屋の味を伝える重要な拠点となります。運営時間も設定されており、月曜から木曜日は10:30から20:00、金曜日から日曜日は10:30から21:00まで営業しています。
いずれも連日行列ができる人気店として、山本屋はこれからも名古屋の食文化を世界へと広めていくでしょう。