ヒマラヤの森を守るために、アムリターラの取り組みとは?
近年、環境問題が甚大な影響を及ぼす中、私たちにできることは何でしょうか。株式会社アムリターラは、「ヒマラヤ岩塩バスソルト」を通じて、ヒマラヤ地域の植林活動を支援しています。本記事では、アムリターラの具体的な取り組みや、その背景にある思いについてお伝えします。
植林面積は東京ドーム約2個分
アムリターラの「ヒマラヤ岩塩バスソルト」は2018年の発売から、売り上げの一部をNPO法人「ヒマラヤ保全協会」に寄付しています。2025年6月時点で、植林された樹木の本数は17,100本に達し、面積に換算すると約9.93ヘクタール、これは東京ドーム2個分に相当します。この植林活動は、ネパールの小さな農村の生活空間に匹敵するほどの広さなのです。
ネパール・ヒマラヤ山麓の森林減少問題
ネパールのヒマラヤ地域では、森林が減少し続けており、その影響は生活に直結しています。1980年代から、現地の村々では「木が減っているため、土砂崩れが増えている」とその危機感が高まっていました。統計によれば、1900年から2005年にかけて、ネパールの森林は毎年約2%ずつ減少。この問題は単に環境の問題にとどまらず、現地の人々の生活と深く関係しています。
温暖化がもたらす新たな脅威
さらに、近年の地球温暖化の影響により、ヒマラヤ山脈では氷河湖が決壊する「グロフ」という現象も頻発しています。これは、氷河が融けた水が一時的に溜まる湖が崩壊し、甚大な土砂災害を引き起こすものです。5万6000箇所の氷河の30~60%が2100年までに消失するとの予測もあり、懸念されています。
植林による地域貢献
このような背景の中で、アムリターラが支援する「ヒマラヤ保全協会」では、地元の人々の生活に必要な樹木を中心に、多様な植樹が行われています。パツラマツやヒマラヤマツといった木々に加え、最近ではレモンやビワの果樹も植えられるようになり、地域の緑化活動や土砂災害防止に寄与しています。
日本の桜をヒマラヤに
2024年6月、ヒマラヤ保全協会は活動50周年を迎え、日本の「桜」の木を植えるプロジェクトを開始します。アムリターラも「おとめ桜」を植樹する予定で、ヒマラヤ山脈は実は日本の桜の起源地でもあります。数年後にはネパールに新たな桜の名所が誕生するかもしれません。
ヒマラヤ岩塩バスソルトの魅力
ヒマラヤ岩塩バスソルトは、エベレストを含む壮大なヒマラヤの地層から採取されたもので、450gのパッケージで提供されています。この製品の売上の一部は、ヒマラヤの自然を守るための活動に寄付されるため、購入することが直接的な支援につながります。1パックの購入でヒマラヤに木が1本植えられるという仕組みも魅力の一つです。
まとめ
環境問題は私たち全員に関わる問題です。アムリターラの取り組みを通じて、少しでもヒマラヤの森を守る助けとなることができるのです。ご興味を持たれた方は、ぜひアムリターラの製品を手に取って、その思いに共鳴してみてはいかがでしょうか。あなたの選択が、未来の森を守る一歩になるかもしれません。