ラグタグ、バンコクに新たなユーズドセレクトショップをオープン！

ユーズドセレクトショップ「ラグタグ」がバンコクに登場

2025年7月、デザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「ラグタグ」がタイのバンコクに海外初となる店舗をオープンしました。今回の出店は、大型商業施設「One Bangkok」の中心部という抜群のロケーションに位置しています。この店舗は、タイにおける二次流通市場の成長を狙っており、ファッションハブとしてのタイの地位を活かした展開が期待されています。

「ワールドサハ（タイランド）」との合弁計画

「ラグタグ」の運営を担当するのは、タイの大手企業グループSAHA GROUPと設立した合弁会社、WORLD SAHA (THAILAND) CO., LTD.です。この合弁事業は、タイ市場におけるレベルの高い二次流通事業の確立を目指しています。日本国内では実績のある「ラグタグ」が、タイ市場向けにどのように新しい事業基盤を築いていくかが注目されています。

高品質な二次流通市場の提供

現在、「ラグタグ」は国内に24店舗を展開しており、5,000以上のブランドを取り扱っています。これまで築いてきた実績を活かし、タイでも高品質なデザイナーズアイテムを厳選し、多くのお客様に支持される存在として成長を目指します。運営においては、経営人材をタイに送り込み、現地のノウハウを育成しながら、店舗の魅力を引き出していく予定です。

スタイリッシュな店舗デザイン

店舗の内装には、商業施設や高級ホテルの設計を手掛けるワールドグループの株式会社アスプルンドが加わり、スタイリッシュで開放的な空間を創出します。これにより、二次流通のイメージを覆す新たな買い物体験を提供し、地域の顧客に喜ばれることでしょう。

OMOの強化とECへの展開

「ラグタグ」では、店舗運営に加えてオンライン販売はもちろん、他のマーケティング手法も積極的に取り入れています。特にECサイトの開設によって、実店舗と連動し、より多様な商品ラインナップを提供する計画です。今後は店舗取り寄せ機能の追加やアプリ、オウンドメディアを通じた情報発信により、さらに認知度を高めていく方針です。

タイ市場の重要性

「One Bangkok」は、バンコク中心部に位置し、タイ最大規模の開発地区として知られています。高級ホテルやエンターテインメント施設、アート、公園など多様な施設が集まっており、都市交通システムとも直結しているため、訪れる人々にとって魅力的なショッピングエリアとなっています。こうした好立地において「ラグタグ」が出店することで、タイ国内や観光客の集客が期待されています。