食品ロス削減に貢献するヨシケイのミールキットと「ゴミゼロの日」
5月30日は、「ゴミゼロの日」とされており、全国的なごみの減量運動が盛り上がりを見せています。この日を契機に、食品ロスの削減に大きく貢献している企業、ヨシケイグループの取り組みを深掘りしていきましょう。
ゴミゼロの日とは
「ご(5)み(3)ゼロ(0)」の語呂合わせで定められたこの日は、ゴミの減量化を啓発する重要な日です。1970年代から始まるこの運動は、官民一体の活動を通じて広まり、1993年には厚生労働省が正式に「ごみ減量化推進週間」を制定するまでに成長しました。5月30日から6月5日は「ごみ減量・リサイクル推進週間」として、より多くの人にゴミの削減について考えてもらう機会となっています。
ヨシケイグループの取り組み
ヨシケイグループは、1975年の創業以来、ミールキットの宅配サービスを提供し、食材の廃棄を減らすための数多くの工夫を行ってきました。その一つが、
受注生産方式です。この方法では、顧客が注文した分だけの食材を集めるため、余分な食材が生まれず、冷蔵庫での無駄な廃棄も抑制します。
実際に、2024年6月までの全メニューコースでの食数は約29億食にも上ります。これは、全国約50万世帯における食品ロスの削減に大きく貢献しています。
再利用可能な資材の活用
さらに、ヨシケイは食材を運ぶ際の梱包資材に、ダンボールではなく再利用可能なクールボックスを採用しています。この取り組みも食品の廃棄を減少させると同時に、資材自体の環境負荷軽減にも寄与しています。特に、冷凍や冷蔵に応じた蓄冷剤の積極利用により、ドライアイスの削減を実現しています。
実績と評価
ミールキットのパイオニアとして、ヨシケイグループは50年近くにわたり、日本の食生活の変化に柔軟に対応してきました。その結果、2019年には再配達ゼロの取り組みが評価され「COOL CHOICE LEADERS AWARD」で環境大臣賞を受賞するなど、数々の受賞歴があります。また、2025年には売上高ランキングで1位を獲得し、連続16年にわたり首位を維持しています。
特に、2023年9月には、自社サービスの環境意識が高く評価され、「食品安全安心・環境貢献賞」を受賞。また、「マザーズセレクション大賞2023」でも評価されるなど、今後も安全安心な食品提供を続けていく方針です。
おわりに
ヨシケイのミールキットサービスは、単なる食材配送の枠を超え、環境への配慮や食品ロス削減の大きな役割を果たしています。5月30日の「ゴミゼロの日」をきっかけに、多くの家庭がこのようなサービスを取り入れ、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すことを期待しています。
そして、これからも「楽しい食卓・明るい家庭」を実現するため、ヨシケイグループは引き続き努力を続けていきます。