2026年1月5日、大田市場で行われた初競りで、青果業界の注目を集める一品が山形県産さくらんぼ『佐藤錦』です。このたび、老舗仲卸である株式会社船昌がこの特別なさくらんぼを、なんと過去最高となる180万円で落札しました。この金額は昨年の150万円を大きく上回るもので、さくらんぼ業界の中でも特別な存在感を持つ『佐藤錦』の高い評価を実証しています。
毎年、新年の初競りでは新鮮な食材が出品され、その中でも『佐藤錦』は特に注目を集めます。今年落札された箱は、山形県天童市で育てられたもので、超促成栽培によって年明けに出荷が可能となる特別なもの。常に高品質な果実を育てるために、夏の間に苗木を冷蔵庫で休ませ、秋以降に温室で育てる、手間ひまかけた工程を経ての提供です。その希少性が、価格以上の価値を生み出しています。
株式会社船昌が『佐藤錦』を落札するのは今回で7年連続。代表取締役社長の関野裕氏は、昨年、実際に生産現場を訪れた際にその奥深い栽培への思いや苦労を直に聞き、敬意を表してこの価格で落札したと明かしています。また、近年の自然災害や気候変動が影響を及ぼす中で、生産者との連携を強化し、日本の青果物の価値をさらに引き上げていく考えを述べています。
2026年1月からは、落札された『佐藤錦』を使用したスペシャルスイーツが表参道のDEK(デック)にて数量限定で提供されています。『DEK KITCHEN』では、ルビー色の『佐藤錦』と濃厚なカスタードプリンを主役にしたプリンパフェ(2,300円)や、クラシカルなプリンに旬のフルーツを盛り合わせたプリンアラモード(1,800円)が楽しめます。どちらのスイーツも美しく、味わい深い一皿で、新年の特別感を堪能するのにうってつけです。
これらの提供は数量限定で、なくなり次第終了となるため、ぜひ早めの来店をおすすめします。特に新年の期間は、実際の初競りを反映した贅沢なひとときを提供する機会ですので、フルーツファンは見逃せません。
DEKは、表参道に位置する洗練されたレストランで、旬の国産青果をメインにした料理が揃います。毎日新鮮な食材が繰り出され、美味しさを最大限引き出す工夫をこらしているため、食通にも評価されています。商業としての側面だけではなく、食に関わるすべての人を元気にしたいという願いが込められていることも、このレストランの魅力の一部です。
代表取締役社長の関野氏は、日常の食を支えてくれる生産者や流通業者に感謝する姿勢を常に示しています。さらに、日本の青果市場の未来に役立てようとする強い意志が感じられ、産地との連携を重視する姿勢は、多くの人々に勇気を与えています。
2026年の初競りで最高値を記録した『佐藤錦』は、単に高価な果物というだけでなく、その背後にあるストーリーや努力、愛情がたっぷりと詰まった貴重な宝物です。その魅力をぜひとも体験してみてください。