ジュニア料理選手権
2025-12-01 14:26:00

中高生が挑む!「ジュニア料理選手権」で伝えた食の大切さと地域応援の思い

中高生が挑む!「ジュニア料理選手権」で伝えた食の大切さと地域応援の思い



2023年11月30日、第13回「ジュニア料理選手権」が開催されました。このコンテストは、全国の中高生を対象にした料理バトルであり、参加者は自ら考案したオリジナルレシピを競い合います。今年のテーマは「笑顔を作る応援ごはん~料理で気持ちを伝えよう~」。スマホやSNSで簡単に繋がれる時代に、手作りの料理で誰かを思う心を育てようというメッセージが込められています。

今回の参加者は、なんと18,201組。審査に残った12組は、真剣に思いを込めた料理とそのプレゼンテーションを行い、盛り上がりを見せました。グランプリには、地域の特産品を活かした料理が選ばれ、地域応援の姿勢が強調されたことが印象的でした。

競技結果に見る「地域応援」の潮流



団体部門中学生の部で受賞したのは「獅子奮迅!島のブリ竜田バーガー」。鹿児島県の小さな離島から生まれたこの料理は、地元の食材をふんだんに使用し、「島の人々に笑顔を届けたい」という思いが込められています。ブリやアオサノリを用いたこのハンバーガーは、彼らの絆を象徴しています。

一方、高校生の部では「宝励包子」がグランプリに選ばれました。この料理は、沖縄の首里城の修繕を行う宮大工への感謝を表す一品です。地域の食材を活かし、宮大工の作業を思い起こさせるスタミナ満点のカツを用意し、「復興を支えたい」という強い気持ちが込められています。

これらの受賞作品に共通するのは、地域を愛し、応援したいという思いです。特に、中高生たちが地域や其の住民のために手作りする料理を通じて「元気づけたい」との願いが示されており、食を媒介にした地域愛が鮮明に表れています。

料理を通じた成功体験と未来への希望



受賞した中学生や高校生は、自らの努力を重ね、料理を通じて様々な経験をしました。日本中で発表された彼らの料理には、愛情や努力、そして未来へのメッセージが込められています。中には、地域の名勝や伝統食材を取り入れ、過疎化や農業問題にも言及した提案もあり、まさに「食」を通じて地域に向けた積極的なトライがうかがえます。

特別審査員として、食べることに情熱をもったお笑い芸人のレインボー・ジャンボたかおさんや、料理研究家・もあいかすみさんが参加し、子どもたちの努力に称賛を送りました。審査員全員が料理を通して笑顔になり、料理がもつ力を再確認したイベントとなりました。

未来へのメッセージ



「ジュニア料理選手権」は、2012年から始まり、その度に中高生たちに料理の楽しさや愛情の大切さを伝える場を提供しています。今年のテーマは、料理を通じて大切な人々に幸福をもたらすこと。今回のイベントは、次世代の料理人や食文化の担い手たちが、地域を支え、未来につなげる重要な一歩となりました。その姿勢は、私たち大人が見習うべきものでしょう。料理の力で、地域がもっと元気に、そして笑顔が広がる未来を築いていってほしいと願っています。


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