高校生とSNSの信頼度
2025-05-31 10:40:24

令和の高校生、SNS情報への信頼度は半数以上が疑問視!その真相を探る

SNS情報に対する高校生の信頼度調査



昨今、SNSが普及し、私たちの日常生活に欠かせない存在になっています。しかし、その中には真実と虚偽が混在し、私たちがどの情報を信じるべきか悩むことも多いですよね。特に、令和の現役高校生はどのようにSNSの情報を受け止めているのでしょうか。

調査の背景と目的



株式会社ワカモノリサーチが運営する「放課後NEWS」では、全国の高校生を対象に「SNS上にある情報を信じているかどうか」についてのアンケート調査を行いました。この調査は、SNSがホームページやテレビよりも身近な情報源となっている現代において、若者たちの情報認識を探ることを目的としています。今回の調査では、回答者の信頼度を「すごく信じている」「少し信じている」「あまり信じていない」「まったく信じていない」の4つに分けて分析しました。

SNS情報を信じていない高校生の意見



調査の結果、実に45.1%の高校生がSNS上の情報を「信じていない」と回答しました。「あまり信じていない」とする回答が36.8%、さらに「まったく信じていない」が8.3%を占めています。これらの声をよく聞いてみると、「誰でも書き込めるから」「何かにコントロールされている気がする」「承認欲求を満たすために投稿しているから」といった意見が目立ちました。彼らにとってSNSは、情報を発信する手軽さゆえに、多くの不確かな要素を含んでいると考えているようです。

特に印象的だったのは、「学校で教えてもらったから」という回答。現代の教育では、SNSの情報は安易に信じるべきではないと教えられているとのこと。これにより、自己判断能力が鍛えられることにつながっているのかもしれません。

「まったく信じていない」との回答をした高校生からは、「ほぼウソだと思って見る」「最初から信じる気はなかった」という冷静な見解も寄せられました。これは、SNSの情報に対して強い懐疑心を持つ高校生が増えていることを示しています。

SNS情報を少し信じる高校生の心理



一方で、SNSの情報を「少し信じている」高校生は52.3%、さらには「すごく信じている」との回答は2.6%で、合計で54.9%の高校生がSNS情報に一定の信頼を寄せていることがわかりました。この理由には、「信じちゃいけないと思っているけれど、つい気になってしまう」「すぐに信じてしまうけど、それが良くないことは自覚している」といった意見が多くありました。基本的にはSNS情報に疑念を持つものの、興味本位で目にした情報を受け入れてしまう高校生の素直な姿がうかがえます。

調査を通じて言えるのは、“信じるか信じないかは自分次第”ということです。実際、情報が気になった場合は自ら調べて、自分にとって信じるに足るかどうかを見極める意見も見受けられました。

結論:SNSと向き合う高校生の姿



調査結果から、令和の高校生たちがSNS上の情報に対して非常に慎重に向き合っている様子が浮かび上がってきました。彼らは、アクセスの容易さから情報に埋もれつつも、その真偽を考える姿勢を持っています。今後も、SNSを含む情報環境が変わっていく中で、これらの傾向がどのように変化していくのか、目が離せません。詳しい調査結果とその背景については、「放課後NEWS」でぜひご確認ください。この調査は2025年4月24日から5月10日までの期間に行われ、全国の高校生194名からインターネットリサーチにより得られました。詳細は以下のリンクから。

調査結果の詳細はこちら

高校生たちの声は私たちにとっても非常に貴重な情報です。今後、SNS利用における彼らの考え方や行動が、社会全体にどのような影響を与えていくのか、注視していきたいところです。


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: 高校生 SNS 調査

トピックス(ライフスタイル・カルチャー)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。