美容意識の変化
2024-12-12 11:31:38

物価高でも増加する美容意識とメイクアイテム購入率に迫る!

物価高ながら上昇する美容意識



最近の調査結果によると、美容に対する支出が男女ともに増加傾向にあることが明らかになりました。特に、株式会社リクルートが運営する『ホットペッパービューティーアカデミー』が行った調査では、メイクアイテム購入率が過去4年間で最高を記録しました。この調査は15歳から69歳の男女1万3,200人を対象に、美容意識や購買行動に関する実態を探るものです。

男性のメイクアイテム購入が増加



特に目を引くのは、男性のメイクアイテムの購入率です。20代男性の購入率は前年から5.7ポイント上昇し、ついに25.9%に達しました。また、男性全体では12.3%と、こちらも増加傾向にあります。この結果は、男性の間での美容意識の高まりを示しており、特に「下地」「ファンデーション」「マスカラ」といったアイテムに対する関心が強まっていることが分かります。

女性の口紅・グロス購入率も急上昇



一方、女性に目を向けると、「口紅・グロス」の購入率が42.8%に達し、年々増加していることが明らかになりました。コロナ禍の影響でマスクを着用する機会が減り、外出の機会が増えたことが背景にあると考えられます。また、美容に対する意識の強さも影響していると見られています。韓流アイドルブームも女性のメイクに大きな影響を与えており、特に若い世代の消費を引き上げているようです。

美容にかける金額は上昇中



驚くことに、美容にかける1カ月あたりの金額は男女問わず上昇しています。女性の場合、前年から470円増加というデータが出ており、美容サロンで高単価メニューが増えていることやメイクアイテムの購入率が上昇していることが要因とされています。これにより、美容業界における消費者の投資意識はより強くなっていることが示唆されます。

メイクアイテム別のトレンド



最近のデータによれば、多くのメイクアイテムで前年から購入率が増加しているのが確認されています。女性の中では「口紅・グロス」の購入率が特に顕著で、6.1ポイントの増加を見せました。男性では、「下地」と「マスカラ」が各1.3ポイントの増加となり、目元メイクへの関心の高まりが感じられます。

美容への投資における安定感



美容にかけるお金や時間を使いたい部位についても、男女で安定した順位が示されています。特に男性では、前年まで5位だった「髪の量」が新たに3位に食い込み、美容における関心の変化がうかがえます。美容に対する投資は今後ますます重要な位置を占めていくことでしょう。

まとめ



『ホットペッパービューティーアカデミー』の調査を通じて、美容意識の変化やメイクアイテムへの投資が増加している現状が浮き彫りになりました。物価が上昇している中でも、美容への関心は薄れることなく、むしろ高まっているようです。興味深いデータやトレンドを追いながら、今後の美容市場を見守っていきたいですね。


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