サステナブルな進化
2024-12-17 10:42:42

2024年オンワードコーポレートデザインが掲げる新たなアップサイクルの取り組み

2024年オンワードコーポレートデザインの新たなアップサイクルの取り組み



株式会社オンワードコーポレートデザインは、「はたらく、まなぶ、つかう」をエシカルにという理念のもと、2024年に向けてアップサイクルの新たな事例を発表しました。アップサイクルとは、一見廃棄物となるものに新たな価値を持たせ、再利用を促進する手法です。この取り組みは、環境問題への関心が高まる現在、企業からの問い合わせが増えていることを背景に、多くのプロジェクトが進行しています。

アップサイクルの主な取り組み



1. 漂着ペットボトルを使用したユニフォーム



このプロジェクトでは、ドトールコーヒーショップ、FANCL、そして八王子学園が新ユニフォームに漂着ペットボトルを再利用した素材「UpDRIFT®」を使用しました。海のプラスチック問題への意識を高めるため、ユニフォームの製作だけでなく、ビーチクリーン活動の実施にも取り組んでいます。これにより、環境問題を身近に感じ、循環の重要性を理解する機会を提供しています。

2. 使用済みユニフォームを利用したオフィス家具



オンワードコーポレートデザインは、使用済みユニフォームを原料とした繊維リサイクルボード「PANECO®」を活用し、什器やオフィス家具の製作に取り組んでいます。例えば、TDK株式会社は、旧作業服をアップサイクルした家具を導入し、思い出の詰まったユニフォームの色と質感を活かすことで、社内のコミュニケーションを促進することを狙っています。

3. 新たな製品の開発



これまでのユニフォームを新しい製品に生まれ変わらせる取り組みとして、ANAあきんどや月形町などとの共同プロジェクトがあります。このプロジェクトでは、ANAグランドスタッフの使用済みユニフォームをトートバッグやキャリーオンバッグにアップサイクルしました。また、九里学園では不要となった学生服から来校者用スリッパを生み出す試みが行われ、初めての挑戦として注目されています。

環境への配慮と未来への展望



オンワードコーポレートデザインは、今後も環境問題をグローバルな課題として捉え、サプライチェーン全体での環境への影響を低減する努力を続けていくとともに、顧客やサプライヤーとの協力を深めていく意向です。今年もアップサイクルを通じて、ストーリーや体験を大切にした製品やサービスを提供することを目指しています。

このように、アップサイクルの取り組みが進化する中で、株式会社オンワードコーポレートデザインが創出する新たな価値と持続可能な未来への道筋が期待されます。環境に優しい選択肢は、私たちの生活をより良くする一歩となるかもしれません。


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