若者向け！京都離宮が開発した新しい出汁茶漬けとは

日本初のおだしのテーマパークとして知られる「京都離宮～おだしとだしまき～」が、近畿大学農学部との共同開発により新たに登場したのが、出汁茶漬け『おだしとごはん』です。この商品は2025年2月10日から販売開始される予定で、栄養のプロとおだしのプロがタッグを組んで開発した、本気の茶漬けです。

現代社会において、特に若い世代の「朝食離れ」が深刻な問題となっています。農林水産省の調査によると、20〜39歳の若者の18.7%が「ほとんど朝食を食べない」とのこと。忙しい生活の中でも簡単に栄養を摂取できる方法が求められています。そこで、京都離宮と近大が「おだしとごはん」を開発しました。

『おだしとごはん』は、乾燥野菜（小松菜、ねぎ、人参、ごぼう）を使用しており、食物繊維をしっかり摂取できる工夫が施されています。さらに、塩分も従来の茶漬けと比較して約47%も減らし、0.8gという嬉しい減塩設計が実現。健康を気にする方にも安心して楽しめる商品となっています。

パッケージデザインも近畿大学の学生が手掛けており、シンプルで洗練された印象。若い世代にとって手に取りやすいデザインに仕上げられています。お湯を注ぐだけで手軽に作れるため、朝の忙しい時間でもサッと食べられるのが魅力です。

このプロジェクトは、京都離宮の「人生を変える、おだし生活」という理念のもと、近畿大学の森島ゼミとの共同研究から生まれました。学生たちは毎月の会議でアイデアを出し合い、1年かけて完成を見ました。開発の過程で朝食の重要性を再確認し、若者たちに朝食を摂るきっかけを提供することに注力しました。

『おだしとごはん』は、内容量9.9gで292円（税込）という手ごろな価格で発売され、全国の京都離宮のオンラインショップをはじめ、特定店舗でも購入可能です。数量限定での販売となるため、気になる方はお見逃しなく！

「京都離宮～おだしとだしまき～」は、天然出汁の魅力を追求し、訪れる人々に新たな食体験を提供しています。「おだしとごはん」は、ただの茶漬けではなく、忙しい現代人のライフスタイルに寄り添った新しい朝食のスタイルを提案します。これを機に、手軽に栄養を摂取し、快適な朝を迎えてみませんか？