音楽と笑いで感じる上方落語の魅力
年々注目されている上方落語の未来を担うイベント、「マルエスPresents 神戸新開地・喜楽館AWARD2025」がいよいよ迫ってきました。本稿では、上方落語のスター誕生の舞台裏や、決勝の見どころを詳しくご紹介します。
上方落語の新たなステージ
今年で三回目を迎える「喜楽館AWARD」は、上方落語の定席として知られる神戸新開地・喜楽館が、ABCラジオと協力して開催するイベントです。今回のコンテストでは、落語家歴が16年から25年の間の若手がエントリーしており、観客やリスナーが「審査員」として参加する新しい形のコンテストとなっています。
予選を戦い抜いたファイナリストたち
予選は9月に4日間の日程で開催され、エントリーした総勢25人の中から、桂佐ん吉さん、桂吉の丞さん、桂三四郎さん、桂小鯛さん、そして笑福亭鉄瓶さんの5名が決勝に進出しました。彼らはそれぞれ異なる魅力と技術を持ち、観客を惹きつける才能を秘めています。
決勝は12月7日、熱い戦いが繰り広げられる
決勝は12月7日(日)の午後6時からスタートします。開催場所は神戸新開地・喜楽館で、ABCラジオが完全生中継を行い、全国のリスナーが楽しむことができるのも大きなポイントです。ファイナリストには20分の持ち時間が与えられ、その順番は当日の抽選で決まります。
観客とリスナーによる投票
決勝の魅力のひとつは、観客とラジオリスナーが自らの手で優勝者を決定できることです。演演が終わった後、来場者とラジオを聴くリスナーが投票を行い、優勝者が決まります。オンライン投票が可能で、事前にGoogleアカウントを取得する必要があります。投票中は、ゲストの内海英華さんによる「女道楽」が行われるため、観客も楽しむことができます。
賞品の魅力
優勝した噺家には、観客から預かった浄財をすべて贈呈し、さらには特別協賛のマルエス様から「こだわりシリーズいか天大王」1年分も特典として授与されます。そして、ABCラジオでは、優勝者の名を冠した特別番組が制作され、放送される予定です。
次代のスター候補たち
今年は桂佐ん吉さん、桂吉の丞さん、桂三四郎さん、桂小鯛さん、笑福亭鉄瓶さんの中からどの噺家が優勝するのか、多くの期待が寄せられています。新しい上方落語の人気者が誕生する瞬間を見逃さないでください!
12月7日の夜は、ABCラジオで「情熱の上方落語」をお楽しみください。