エプソンの新しいロボットCXシリーズとは
2026年2月9日、エプソン販売株式会社が新たに登場させたのは、垂直多関節(6軸)ロボットの新しいラインアップ、CX4-AおよびCX7-Aシリーズです。この最新モデルは、製造業が直面する人手不足や熟練作業者の減少、高度な品質要求に応えるために設計されています。
新シリーズの主な特長
新シリーズには、特に注目すべき点がいくつかあります。まず、新たに7kgの可搬モデルが加わったことで、より幅広いニーズに応えることが可能です。可搬重量4kgから12kgまで対応しており、生産性向上を実現しています。さらに、IP67のプロテクションモデルが導入されたことで、過酷な作業環境でも安心して使用できるようになりました。汚れや水を多く含む工程でも問題なく稼働するため、各業界での導入が期待されます。
高精度と省スペース設計
エプソンのロボットは、小型軽量ながらも高精度な動作を行うため、生産ラインにおける省スペース化に貢献します。特に、水平多関節(スカラ)ロボットは、その特性から多くの製造現場で重宝されており、2024年も世界シェアNo.1を維持する見込みです。特に、電気・電子、自動車製造、食品業界など、幅広い分野での採用実績があります。
安全性の強化
新コントローラーRC800-Aも注目の要素です。このコントローラーは処理能力と通信性能を強化し、安全機能を増強しました。国際安全規格「ISO 10218-1:2011年版」や北米の「NRTL(UL1740)」認証も取得しており、より安全な生産環境が実現されています。これにより、生産現場での材料供給や加工後のワーク取り出しをいかに自動化するか(マシンテンディング)も、スムーズに行えるようになります。
まとめ
エプソンは、時計製造からスタートした歴史を持ち、自社開発のロボットを自社工場で活用してきた実績があります。この経緯から、エプソンはユーザー目線に立ったロボット開発を行い、ワンストップでの導入支援やサポートを提供しています。新たに登場したCX4-A、CX7-Aシリーズは、製造現場の自動化と生産効率の向上を実現するための重要なツールとして期待されています。新しいロボットテクノロジーの導入を検討する企業にとって、この製品は大きな選択肢となるでしょう。