LUSHが新商品『ゾウがつなぐ道』を発売
イギリス発のナチュラルコスメブランドLUSHが、12月1日(月)より新たな寄付対象商品『ゾウがつなぐ道』を全国79店舗及び公式オンラインストアで数量限定にて発売します。『ゾウがつなぐ道』は、絶滅危惧種であるマルミミゾウの保護と熱帯雨林の再生を目的にした商品です。商品の売上の75%は、「Working for the Wild」に寄付され、マルミミゾウを含む野生動物の保護活動に貢献します。
商品の特長
このシャワージェリーは、80gで1,500円(税込)という手頃な価格で、ぷるぷるとした楽しい感触が特徴です。香りはベルガモットやベチバー、フランキンセンスを使用し、熱帯雨林に住むゾウたちの強さや、その環境をイメージして開発されています。
マルミミゾウとその重要性
マルミミゾウは、生態系や生物多様性を維持する上での重要な存在です。彼らは水を求めて地面を掘り新たな水源を作り出すだけでなく、その糞は森林に栄養を供給する役割も果たします。「森の庭師」と呼ばれるほどに、ゾウたちなしでは森の健全な生態系は成り立ちません。『ゾウがつなぐ道』という名前は、こうしたゾウの移動ルートの重要性を反映しています。
カメルーンにおける絶滅危惧種の現状
カメルーンの森林では、ブッシュミートや違法な野生動物取引、生息地の喪失といった多くの脅威が絶滅危惧種に影響を与えています。また、人口増加による農地開発や建設、伐採が進むことで森林破壊が加速しているため、保護活動が急務となっています。
緑の回廊の再生
このプロジェクトはデン・デン国立公園とジャー動物保護区を結ぶ520平方キロメートルの地域を対象としており、絶滅危惧種の移動ルートを確保することで、生息可能な土地を広げることを目指しています。これにより、野生動物の個体数を増加させ、生物多様性を保全するという大きな目標を掲げています。
ラッシュのギビング商品スキーム
LUSHは2007年からギビングプログラムを通じて、世界中の草の根団体を支援してきました。2024年9月に至るまでに、1億ポンド以上を寄付する目標を掲げ、様々な社会貢献活動を続けています。『ゾウがつなぐ道』はこの取り組みの一環で、キーストーン種を中心にした商品として位置づけられています。
ラッシュと持続可能性
ラッシュは100%ベジタリアン対応で約95%がヴィーガン対応の製品を提供し、すべての商品は新鮮な原材料を使用し、丁寧に手作りされています。動物実験を行わず、可能な限り合成保存料を使用しない方針を貫いています。持続可能性の追求が、ブランドの根幹を成しています。
まとめ
『ゾウがつなぐ道』は、環境保護とともにLUSHが目指す価値観を強く反映した商品です。この商品を購入することが、絶滅危惧種保護に貢献することを意味します。ぜひ、あなたもこの取り組みに参加してみませんか?