学校給食の未来を考える「IZUHEI 食育展」が神戸で開催

学校給食の未来を考える「IZUHEI 食育展」

2025年5月24日、神戸商工会議所にて「IZUHEI 学校給食食育展」が開催されます。このイベントでは、学校給食に特化した62社が集まり、変革期にある学校給食の課題について議論し、共に解決策を模索します。主催である株式会社泉平は、「食育探求企業」として、子どもたちにおいしい未来を提供することを目指しています。この特別な展覧会では、多様なプログラムが用意され、学校給食の魅力を引き出す取り組みが展開されます。

1. 食育商品を初公開

先ず注目すべきは、こだわり抜かれた「すくすく食育」共創商品です。国産原料や国産米粉、オーガニック、アレルゲン対応などの基準を設け、62社のメーカーとの協力により生まれた19品が初めてお披露目されます。これらの商品は、食材の持続可能性や地域の特性を活かしたもので、子どもたちに健康的な食を提供することを目的としています。

2. 課題解決に向けた提案型展示

次に、学校給食の課題に対する具体的な提案が行われます。例えば、食材コストの問題に向き合いながら、オーガニックやプラントベースの持続可能な食提案が紹介されます。地産地消を活かした「五国ひょうご」の食材を活用した共同開発商品、さらにはデジタル受発注システムの導入支援などもあり、フードバランスの向上を図ります。

3. 参加型食育体験

本展の魅力は展示だけにとどまりません。参加者は、実際に体験を通して学びを深めることができます。備蓄防災食の調理や試食、かつお節削りや出汁のテイスティングを通じて、日本の食文化について触れられます。さらに、海の生態系について学ぶ「ちりめんアドベンチャー」や、石臼を使ったきなこ作り体験など、様々な的なコーナーが用意されています。