PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-
今年のクリスマスに、約3,700万円が能登半島地震の義援金として寄付された「PEACEFUL PARK 2024 for 能登」。
本イベントは、令和6年能登半島地震からの復興支援を目的として開催されました。日々の生活の中で、エンターテインメントが力となることの重要性を伝えるため、MISIAやGLAYなど、多くのアーティストが集結しました。特に注目すべきは、クリスマスの特別な日を選び、イベントの収益や有期募金をもとに大規模な寄付を実現した点です。
多彩なプログラムで支援の輪を拡大
「エンターテイメントの力で被災地を元気づける」をテーマに、ライブパフォーマンスをはじめ、チャリティグッズの販売、地域の食を楽しむイベント「PEACEFUL TABLE」、また地域特産品の販売といった多様な取り組みが行われました。これにより、参加者は直接的に能登半島への支援を感じることができます。
さらに、5月からは「d払い」や「dポイント」を用いたオンライン募金も開始。9月末までに全国から集まった寄付金が計上され、その金額は寄付先の「石川県令和6年能登半島地震災害義援金」に転用されました。
MISIAの温かな想いとドーナツのプレゼント
イベント当日にMISIAは、参加者に向けた心温まるメッセージを発表。「私たちにできる大切な支援のひとつは、忘れないこと」と語りかけ、彼女の言葉には観客一人ひとりの心に響く力がありました。また、MISIAは自身の手で3,000個のドーナツを用意し、能登地域の子どもたちにプレゼントし、さらなる笑顔を配りました。ドーナツは「ウフフドーナチュ」の協力で、能登の特産を生かして作られたものです。
地域の子どもたちに寄り添う活動
サンタ姿のコーラスグループ「QUMANOMI」が、子どもたちのもとを訪れ、ドーナツを手渡した際の笑顔は何にも代えがたいものです。「クリスマスプレゼント、ありがとうございます」という声に、支援の意義を再確認した瞬間でした。さらに、MISIAが直接炊き出しを行った能登町小木中学校を含む四カ所では、歌も披露され、コミュニティのつながりを実感する時間となりました。
今年のクリスマスは、支援を受けた子どもたちだけでなく、それぞれの思いに寄り添う被災者にとっても特別な日になったことでしょう。
結びに
PEACEFUL PARK実行委員会は、今回の取り組みを通じて得た経験や寄付金を生かし、能登半島地域への支援を引き続き支えていく所存です。被災された皆さまが少しでも安心して生活できる社会の構築に向けて、努力を惜しみません。「さまざまな違いを超えて、それぞれが自分たちらしく暮らしていける社会」を目指し、引き続き必要な支援を模索していくつもりです。
このイベントへの協力者や寄付をしてくださった方々に感謝し、その思いを被災地に届けることができるよう頑張ります。支援のアクションは、小さな一歩から始まります。
公演詳細
- - 公演名: PEACEFUL PARK2024 for 能登 -supported by NTT docomo-
- - 日程: 2024年7月6日(土)・7日(日)
- - 会場: 石川県産業展示館
- - 主な出演者: MISIA, GLAY, 藤井フミヤ など
- - チケット料金: 13,500円(税込)
公式サイト:
PEACEFUL PARK