大阪・関西万博のヒットレストラン『QBB これもいいキッチン』
2025年10月13日(月・祝)、大阪・関西万博が閉幕しました。その中で注目を集めたのが、六甲バター株式会社が運営したレストラン『QBB これもいいキッチン』です。この店舗は、チーズ代替植物性食品を使用し、動物性チーズに依存せずに新たな食のスタイルを提案しました。
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした万博において、QBBは植物性チーズを通じて、未来の食文化を考えることを目指しました。この184日間の営業の中で、実際に28万回もの料理の体験機会が創出され、植物性食品の可能性を広く伝える場となったのです。
CEO・塚本浩康のメッセージ
代表取締役社長兼CEOの塚本浩康氏は、多くのお客様が来店してくれたことに感謝の意を表しました。彼によると、植物性食品はこれまでニッチな需要に応えるものとされていましたが、今回の出店を通じて「当たり前の選択肢」として認識されるきっかけとなったと述べています。また、植物性食品の「おいしさ」を前面に強調中行った訴求が、消費者の関心を引くうえで有効であったと分析しています。
人気メニュー紹介
『QBB これもいいキッチン』では、様々なオリジナルメニューが提供され、その中でも特に人気だったメニューをいくつか紹介しましょう。
サンドメニュー No.1:これもスパイシーカツ
植物性チーズと蒟蒻ミートの厚切りカツ、カレー風味の野菜の組み合わせがたまらない一品。柔らかな食感とスパイシーな風味が絶妙に調和しており、リピートしたくなる味わいです。
ライスメニュー No.1:これもオムキーマカレー
スパイシーなカレーに、植物性チーズやトマトがトッピングされたボリューム満点の一皿。食欲をそそる香りとともに、満足感を与えるメニューです。
スイーツメニュー No.1:これもレアチーズケーキ
口当たり滑らかなレアチーズケーキ風のデザートで、植物性チーズを使用したホイップクリームとベリーの相性が抜群です。デザートもおいしかったと好評を得ています。
植物性チーズの未来
QBBの植物性チーズは、環境問題、食の多様化、アレルギーといった課題を解決する可能性を秘めていますが、まだまだ多くの人にとっては馴染みのない食品です。塚本氏は、この機会を活かし、植物性チーズをさらに普及させていく意向を示しています。
これからの展望
『QBB これもいいキッチン』での経験を基に、今後も植物性チーズの普及に向けた活動を積極的に行っていく計画です。万博という実験的な場を通じて、多くの人に植物性食材の新しい可能性を実感してもらうことができたのは大きな成果です。
この店舗が、多くの人々に「食の未来」を考える契機を提供できたことを嬉しく思います。このように、大阪・関西万博での体験は、チーズ業界だけでなく食文化全般に大きな影響を与えることでしょう。
今後もQBBの試みを応援していきたいですね。令和時代の新しい「食」を感じてみましょう!