日本茶のプロが集まる利き茶ナンバーワン決定戦とは?
日本の伝統文化であるお茶。この度、2026年9月5日(土)に『第73回全国茶審査技術競技大会』が静岡の茶市場で開催されることが発表され、注目を集めています。この大会は、45歳以下の若手茶業者を対象にした日本唯一の“茶の目利き”コンペティションで、全国13団体から約120名の選手が集まります。会場は、プロが集う静岡茶市場。ここでは普段は立ち入ることのできない、業界の“本物”の現場を目の当たりにすることができます。
普通のお茶“煎茶”に特化した真剣勝負
今回の大会で特に注目されるのは、今流行の抹茶ブームとは対照的に、長年日本人に親しまれてきた“煎茶”の目利き力だけを競うという点です。大会は色・形・香り・味に基づき、品種や産地を厳密に判定するプロフェッショナルによる真剣勝負で展開されます。選手たちは、自らの感覚を信じ、厳しい審査基準に挑みます。
スターバックスと星野リゾートからの異業種選手
特筆すべきは、スターバックス リザーブ ロースタリー東京の児島加奈子氏と、星野リゾート「界 遠州」の竹野晋平氏という、茶業界外から招待された特別参加者です。両者は日本茶への深い理解を持ち、それぞれの視点から今回の大会に参入することで、伝統と現代の融合が図られます。こうした異業種からの視点を通じて、日本茶の魅力を広く伝える機会となります。
競技内容と審査の厳しさ
大会のプログラムは4つの部門に分かれており、詳細な審査手法が採用されます。
1.
品種判定 - 色や香り、味、葉の形状から、どの品種かを見極めます。
2.
生産茶期判定 - お茶の外観を基に、生産された時期を判断します。
3.
生産地判定(外観) - 茶葉の外観を元に、どの地域で生産されたか判定します。
4.
生産地判定(煎出液飲み比べ) - 実際に煎出した茶を飲んでその産地を識別します。
この緊張感あふれる審査の様子は、参加者の真剣な眼差しや、対決ごとの緊迫感からくるドラマが詰まった光景を生むこと間違いなしです。
若手茶業者の熱い戦い
大会は、若手茶業者やその後継者にとっての登竜門とも言えます。この45歳以下という制限が多くの才能を前面に押し出し、日本茶業界の未来を担う若い力が体現されます。全国各地域から選りすぐりの選手たちが競うことにより、業界全体が活性化されることでしょう。
開催概要
- - 大会名: 第73回全国茶審査技術競技大会
- - 日時: 2026年9月5日(土)
- - 会場: 静岡茶市場 1階(開会式・競技会)、ホテルアソシア静岡 3階(表彰式)
- - 主催: 全国茶業連合青年団
- - 参加団体: 全国13団体(静岡、東京、三重、京都、福岡など)
参加者への期待と茶の未来
この大会はお茶文化の素晴らしさを広め、茶業界の技術向上に寄与するための重要な機会です。また、取材を通じて参加者たちの努力や技術を映し出し、全国に向けて日本茶の魅力をアピールすることも大変意義深いことです。競技や招待選手の様子は、メディアを介して多くの人に伝えられることが期待されています。ぜひこの貴重な瞬間を現地で体感し、一緒に盛り上げていきたいものです。