『消息』の魅力
2025-01-27 10:36:43

小袋成彬が届けるエッセイ集『消息』の魅力とこれからの歩み

小袋成彬が描くエッセイ集『消息』のすべて



ロンドンに暮らす音楽家、小袋成彬が待望のエッセイ集『消息』を2025年2月27日に発表します。この本は、彼が2019年から2024年にかけて経験した出来事や思いを、31のエッセイとしてまとめたものです。その内容は、単なる音楽家の活動を超え、彼の人間としての成長や内面的な葛藤を映し出しています。

これまでの道のり



小袋は2018年、シングル「Lonely One(feat. 宇多田ヒカル)」でメジャーデビューを果たしました。その後、彼は単身ロンドンに移住し、新たな生活が始まりますが、すぐにコロナ禍が彼を襲います。この未曾有の状況の中、彼はアルバム制作や日本に帰郷する機会、さらには旅を通してさまざまな経験を重ねました。エッセイ集には、特に印象深いエピソードが詰まっており、まるで彼の人生のダイアリーをのぞき見るかのようです。

エッセイの内容



著者の小袋成彬さんは、「消息」について、自らの言葉でこう述べています。「これは過去5年間のコツコツ書き続けた記録であり、誰かに何かを伝えたいわけではなく、ただ思ったことを素直に書いたものです。」就職活動の失敗や、初めてピアスをあけた時の感情、さらには地元さいたまへの再発見、そして政治・社会への考察のフラグメントが、彼の視点で色鮮やかに描かれています。

特に、Black Lives Matterやウクライナの軍事侵攻など、重要な社会問題についても触れ、この時代に生きることの難しさや葛藤をリアルに描写しています。これらのエッセイを通じて、読者は小袋というアーティストの深い哲学や感受性に触れることができるのです。

イベント情報



『消息』の発売に際して、小袋成彬さんはサイン会やトークイベントを開催することも発表しました。イベントは全国のPARCOにて行われ、参加者は直接彼と交流したり、本やCDへのサインを受けることができます。サイン会の詳細については、公式サイトを訪れることで確認できるので、ファンの方はぜひチェックしてみてください。

読者へのメッセージ



小袋成彬さんは、初エッセイ集『消息』を通じて「誰かを意識するのではなく、自分の思いを自由に綴ることができる喜び」を感じていると語っています。この本は、小袋自身の過去と現在、そして未来をつなぐ架け橋とも言える一冊であり、また彼の音楽やアートの理解を深めるための貴重な資料となるでしょう。

『消息』は新潮社から2025年2月27日に発売され、定価は1,980円(税込)です。彼の楽曲のファンだけでなく、彼の感性や思考の過程を知りたいと思っている方にもおすすめの一冊です。

ぜひ、発売日を楽しみにしていてください。また、当日までの間に無料公開されている第1話「自己紹介」をNoteで読んで、彼の世界観を一足早く体験してみてはいかがでしょうか。


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