吉本興業が世界の番組フォーマット制作会社ランクイン
北米のエンタテインメントに特化した専門誌「Realscreen」が発表した「Global 100」で、吉本興業が絶大な評価を受けました。なんと彼らは、アジアの企業として唯一、番組フォーマット部門のトップ10に選出されたのです。このランキングには、著名企業として知られるMGM AlternativeやShine TVなどが名を連ねています。
「Global 100」は、ドキュメンタリーやリアリティーショー、バラエティ番組を制作する会社を毎年対象にしたもので、世界各国で活躍する制作会社のクオリティを表彰しています。吉本興業は、日本のユニークなコメディ文化を世界に広める取り組みで注目されており、その一環として多彩な番組フォーマットを展開しています。
海外進出を果たした人気番組
吉本興業が世界中で展開している番組フォーマットには、ダウンタウンの松本人志が手掛けた『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』があります。この番組は2016年にPrime Videoで配信がスタートし、世界23か国・地域で現地版が制作されています。特にメキシコ、イタリア、ドイツでは、それぞれに9シーズンが配信され、非常に高い人気を誇っています。
たとえば、ドイツ版『ドキュメンタル』は、世界のPrime Videoにおいて週間ランキングで5位を獲得し、非英語TVシリーズ部門では堂々の1位に輝くなど、その影響力を証明しました。さらに、2025年にはイギリス版がBAFTAエンターテインメント部門での受賞に至るなど、シンプルながらも魅力的なフォーマットが国境を越えて多くの支持を集めています。
他の番組フォーマットも続々展開中
また、新たな展開として、松本人志が企画した『HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE』も海外でその評価を受けています。この番組は、アジア・テレビジョン・アワードでの最優秀賞を受ける功績を持ち、2024年にはフランス・カンヌで開催されるMIPCOMでも受賞が期待されています。
さらに、吉本興業は新たな企画『World HOMERUN Factory~目指せ世界のヒットメーカー~』から生まれた『100択 THE ガマン』のアメリカ版制作を進めたり、タイでの現地版も決定するなど、ますます国際的な活動が広がっています。
日本の笑いを世界へ
1989年から36年にわたり放送されている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』も注目されています。この番組の人気シリーズである『絶対に笑ってはいけない』や千原ジュニアが企画した『千原ジュニアの座王』が、バニジェイ・エンターテインメントとのパートナーシップ契約を結ぶことで、フランスや米国、英国をはじめとする25か国でのローカル版制作、放送が期待されます。
世界のエンターテインメント市場は日々進化を遂げていますが、吉本興業の「笑い」を通じて、日本の文化が国際的にさらに浸透していく未来が楽しみです。これからも彼らの活躍から目が離せません!