BOTANIST財団の新助成
2025-07-15 12:59:51

植物多様性と自然体験の未来を支えるBOTANIST財団の新たな助成プログラム

植物多様性と自然体験の新たな支援



株式会社I-neが設立した一般財団法人BOTANIST財団は、最近、植物多様性を守り、自然と触れ合う機会を提供するための新たな助成プログラムを発表しました。このプログラムにより、今後3年間、大阪市立長居植物園と福岡県の山村塾の2団体に支援が行われることが決まりました。

BOTANIST財団の目的



BOTANIST財団は、「植物と共に生きる」社会を目指し、環境保護と教育の推進に積極的に取り組んでいます。この財団の理念は、自然との共生を深めることに力を入れ、特に都市部や地方の多様な自然環境を保全し、次世代にその価値を伝える活動です。

助成プログラムの内容



このプログラムは、森林や里地里山、都市公園での保全活動や、それに基づく自然体験を実施する団体が対象です。2025年度には、各団体に150万円を上限とした助成金が提供され、合計で4団体への支援が行われる予定です。選定プロセスには日本フィランソロピー協会と連携して行い、透明性を確保しています。

2025年度新規助成先の紹介


大阪市立長居植物園



大阪市内に位置するこの植物園は、都市における植物多様性保全の重要な拠点です。長居植物園では、「アジサイと二次林をテーマにした次世代向けプログラム」を実施し、若い世代を対象に自然と植物に対する理解を深める機会を提供します。この取り組みはBOTANIST財団の理念を反映しており、地域住民への影響が期待されています。

山村塾



福岡県八女市にある山村塾は、「いろいろな生き物が住む森づくり」をテーマに掲げ、棚田や山林の保全に取り組みながら、地元の生活スタイルと自然のつながりを強調しています。この団体は障がい者や高齢者との協働で、より広範囲な森づくりを支援することで持続可能な環境を目指しています。

財団の意義とコメント



BOTANIST財団理事の水谷伸吉氏は、「都市から奥山まで、さまざまな森林環境を支える体制が整った」と述べ、新たな助成先への期待を示しました。この助成プログラムを通じて、より多くの人々が自然と触れ合い、持続可能な社会の実現に貢献することが目指されています。

未来への寄与



BOTANIST財団の助成プログラムは、自然環境保全の枠を超え、地域社会との協力を深める活動として注目されています。自然と密接に関わるプログラムは、参加者に新たな気づきを与え、地元の自然環境を理解する一助となります。今後も、BOTANIST財団の活動を通じて、植物多様性の保全や自然体験の機会が広がることが期待されています。

この新たな取り組みは、未来の世代に豊かな自然を残すための一歩となるでしょう。自然と人とのより良い関係づくりが進むことを願っています。


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