特殊詐欺対策
2025-12-18 05:37:07

特殊詐欺に立ち向かう!伍代夏子氏が語る家族を守るための対策

特殊詐欺に立ち向かう!伍代夏子氏の啓発活動



2025年12月11日、和歌山県橋本市にて開催された記念イベント「みんなでとめよう!!国際電話~みんとめ大作戦in橋本~」に、警察庁特別防犯支援官の伍代夏子氏が登壇し、特殊詐欺の被害防止に向けた広報啓発を行いました。このイベントは、橋本市の市制20周年を祝うもので、多くの市民が参加し、特殊詐欺の脅威について学びました。

特殊詐欺の現状と警戒ポイント



伍代支援官は、まず和歌山県内での特殊詐欺の実態に触れました。「オレオレ詐欺による被害が拡大している」と警察官からの説明を受け、「この手口は今や防ぐことが可能なものです。みなさん、十分に注意してください」と参加者に呼びかけました。特に、最近増加している「ニセ警察詐欺」についても言及。こちらは、海外からの国際電話で警察官を名乗り、嘘の情報を使ってお金をだまし取る手口であると警告しました。

伍代氏は、被害を未然に防ぐための対策を示唆し、「国際電話を利用する場合は、事前にそのサービスを停止することができる」と説明。具体的には、利用休止を申し込むことで、無料で電話を止めることが可能であり、これが被害防止に効果的だと指摘しました。

さらに、SNSやビデオ通話を使った「ニセ警察詐欺」の手口として、偽の逮捕状や警察手帳を見せる手法があるとし、本物の警察官はSNS上でそのような証明書を提示することはないと強調しました。これにより、参加者の不安を解消し、特に高齢者が被害に遭いやすい厳しい現実に目を向けるよう促しました。

家族を守る意識が重要



次に、伍代支援官はイベント参加者とのふれあいトークを行いました。「詐欺被害を自分事としてどう捉えるべきか」という質問に対し、「詐欺の電話は必ずかかってくるということを認識することが大切です。『自分は騙されない』という過信が最も危険です」と詐欺に対する心構えを語りました。特に、家族に対する意識の重要性を強調し、遠くに住む親や祖父母の財産を守るために自ら対策を講じることを提案しました。

「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」というプロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国の警察と連携し、特殊詐欺の防止に向けた広報活動を2018年から続けており、被害を防ぐための知識を多くの人に広めています。

まとめ



「特殊詐欺」という言葉は、もはや他人事ではありません。家庭内でのコミュニケーションを通じて、詐欺に関する情報を共有し、家族全員で対策を考えていくことが求められます。伍代夏子氏のメッセージは、私たち一人ひとりに家族を守るための重要な意識を持つよう促しているのです。今後も、このような啓発活動を通じて、すべての人が安全に暮らせる社会を目指していきたいですね。


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