ideal peco、初の東名阪ツアーファイナルが感動の渦に
2023年4月7日、アイドルグループideal peco(アイディールペコ)が、グループ初の東名阪ツアー「Hello Hello peco ~きみもドキドキ…してくれる?~」のフィナーレを、渋谷のSpotify O-WESTで迎えました。この特別な夜、彼女たちのパフォーマンスは観客を感動と興奮の渦に巻き込みました。
19時、ステージのスクリーンにはハート型のグループロゴが映し出され、その周囲には「ドクン、ドクン」と心臓の鼓動の音が響き渡ります。その瞬間、観客は期待に包まれ、メンバーの登場を待ち望みます。人気メンバーでありパープル担当の綾瀬ねねが「きみもドキドキ…してくれる?」とセリフを放つと、ツアーのタイトル曲『あざとチャンピオン』が始まり、会場は一気にヒートアップ。
フルスロットルのパフォーマンス
続いて、自己紹介を兼ねた『look at me peco』では、各メンバーのソロパートに歓声が飛び交い、昨年の楽曲人気投票で見事1位を獲得した『100点の私で会いに行こう』、さらにファンたちの間でお馴染みの『ぺこもるふぉ~ぜ!』が続き、序盤から盛り上がりは留まるところを知りませんでした。
MCコーナーでは、ミントグリーン担当の早海美玖がツアーを振り返り、ファンへの感謝を述べました。「こうしてファイナルを迎えられたのは、みなさんのおかげです。今日、私たちの“可愛い”を全力でお届けします!」その言葉に会場は熱気を帯びます。
迫力のある中盤戦
ライブの中盤では、女の子の切ない心情を歌った「ちちんぷんぷん」や、夏の爽やかさを感じさせる『ぽにあぐ!?』、さらに『ねぇチューしよ?』、そして、メンバーが3人で歌い上げる『アコガレリスト』など、次々とヒット曲を披露。DJミックスの形式で繋がるパフォーマンスは観客の心をつかみ、ideal pecoが持つ多才なパフォーマンスを大いに魅せつけました。
特にMC中に流された“特報”映像では、2025年の9月にヒューリックホール東京での2nd Anniversary Liveが開催されることが発表され、ファンたちの期待は膨らみます。スカイブルー担当の夏目綾が「今日はゴールではなく、2周年に向けたスタートです」と語る言葉に、新たな刺激を受けました。ライブはさらに続きます。
光と影が交錯する終盤
地方公演でも注目を集めた『君にRock you!!!』や、アイドルの存在意義を謳歌する『Hope To Live』が続き、メンバーたちは真摯なメッセージをファンへ届けます。この後、冷たい空気を感じさせるコネクトに乗せて、彼女たちが優雅に舞い踊る姿は、まるで粉雪のようでした。高難度のミドルバラード『キラメキセカイ』と『May be Sick』もエモーショナルに歌い上げ、観客はその瞬間に引き込まれます。
本編の最後に披露されたのは、『パーティーは終わらないッ!!』。特別なロングイントロでの演出には、ダンスパフォーマンスが得意なホワイト担当・菅谷夏子が魅了し、観客の手が一斉に上がる一体感に包まれ、最高のフィナーレを迎えました。
アンコールと次のステップ
メンバーがステージを降りると、すぐにアンコールの声が巻き起こります。約2分後、かつて使用していた登場SEにのせて、メンバーはデビュー時の衣装に戻り、『ハートハイジャック』を披露。ファンたちは「世界でいちばん愛してるー!」とその想いを叫び、会場は熱気で満ちます。
最後のMCでは、メンバーたちが「この日のフィナーレがスタート地点です」という言葉をファンと共有し、5月24日には『@JAM EXPO 2025 メインステージ争奪Live』に参加することを宣言。「この夏は横浜アリーナのメインステージに立つ!」との目標が掲げられ、理想的な2周年に向けて走り出す意気込みを語りました。約80分間のライブが、ボルテージの高まりとともに幕を閉じました。
彼女たちの未来に期待
デビューから1年半で24曲の楽曲をリリースし、新人グループながら主要夏フェスに出演し続けるideal pecoは、2025年にはさらなる成長を求めています。このツアーファイナルでの素晴らしいパフォーマンスから、今後の彼女たちの進化に目が離せません。彼女たちの目指す未来には、友達のような距離感で一緒に歩むファンとともに、さらなる高みを目指す姿が映し出されています。期待を感じさせる、この夏が待ち遠しいです。