舞台『PRINCESS TOKUGAWA』がついに上演!
2025年10月2日から8日まで、東京・草月ホールにて時代劇『PRINCESS TOKUGAWA』が上演されます。この作品は、俳優の野口大輔によって立ち上げられた生産団体、Alexandrite Stageの最新作です。
Alexandrite Stageの魅力とは?
Alexandrite Stageは、様々なジャンルの舞台を手掛けており、過去には松本清張とのコラボレーションによる舞台版『黒革の手帖』や、ミュージカル版も控えています。野口大輔の情熱と独創性が支えるこの団体は、観客を魅了し続けています。
『PRINCESS TOKUGAWA』について
本作は、浅井三姉妹を中心にした時代劇シリーズの最終章となります。戦国時代に精力的に生きた浅井家の三姉妹と、中国近代史に大きな影響を与えた宋家の三姉妹の物語が絡み合い、創作された独自のストーリーが展開されます。
シリーズ初作の『PRINCESS TOYOTOMI』では、浅井家の長女・茶々が豊臣家に嫁ぐ様子が描かれ、主演の彩凪翔が淀殿を演じました。また、続く第二作の『PRINCESS KYOUGOKU』では次女・初の物語が展開されました。
最終章となる『PRINCESS TOKUGAWA』では、三女の江が徳川家に嫁ぐ姿が中心に描かれ、過去の浅井家の回顧も行われます。主演は全シリーズにわたって浅井長政役を演じ続けてきた和泉元彌が務めます。
キャスト陣の豪華さ
作品の主要キャストには、長女役の大湖せしる、次女役の惣田紗莉渚、三女役を倉田瑠夏が演じます。さらに、母・市役には岡崎高子が登場し、他にも多彩な役柄を演じる俳優たちが名を連ねます。西岡德馬の声の出演も注目です。
演出を手掛ける野口大輔は、「戦国の時代、戦いの影で踏ん張った女性たちの哀しみや葛藤を描くことで、時代を超えた普遍的な物語にしたい」と語っています。この作品のパンフレットを眺めながら、彼女たちの愛や悲しみを理解していただければと思います。
物語の魅力と見応え
『PRINCESS TOKUGAWA』では、戦国時代の混乱を背景にした深い人間ドラマが描かれます。淀殿役の大湖せしるは「この物語を通じて、人々の命を生かす力を伝えたい」と語っています。石田三成役のいしだ壱成も時代劇に初挑戦し、その緊張感を持って臨んでいる様子が伺えます。
舞台の魅力は、スタッフとキャストの協力による壮大なパフォーマンスと、その演出の巧妙さです。二胡の中川えりかやパーカッションの田中まさよしによる生演奏が、作品に深い感情をもたらしてくれることでしょう。
公演情報
【公演詳細】
- - 日程: 2025年10月2日(木)~8日(水)
- - 上演時間: 2時間50分(休憩15分あり)
- - 場所: 草月ホール
- - チケット: R席 15,000円、SS席 12,500円、S席 10,000円など
公式サイトでは、さらに詳しい情報が公開されているので、ぜひチェックしてみてください。観客の皆さんには、これらのドラマティックな人間ドラマを体験いただき、共にその感動を分かち合っていただけることを願っています。
公式サイト:
PRINCESS TOKUGAWA
時代の波に翻弄されながらも、愛をもって生きた女性たちの姿を、ぜひ劇場で目撃してください。