J-オイルミルズの「長徳Ⓡ」シリーズが新たに進化
昨今の外食・中食産業は、価格上昇や人手不足など数多くの課題に直面しています。そんな中、株式会社J-オイルミルズは、環境と労働負荷の低減に貢献する業務用食用油「長徳Ⓡ」シリーズのリニューアルを発表しました。新たに酸価の上昇抑制機能を大幅に強化し、3割も向上したとのこと。今回はその魅力に迫ります。
独自技術「SUSTECⓇ」の導入
「長徳Ⓡ」シリーズの最大の特長は、J-オイルミルズの独自技術「SUSTECⓇ」の活用にあります。この技術により、油脂の劣化を抑え、使用期間を大幅に延ばすことが可能になります。通常のフライ油と比較して、揚げ物の着色やにおいを3割、2割抑制する効果があり、さらに新しい改良によって酸価上昇を3割抑えることができるようになりました。
外食・中食産業の現状と対応
外食業界は現在、深刻な人手不足や運営コストの高騰に直面しています。人手不足は過重労働を生み出し、一方で原材料や物流コストの上昇は経営を厳しくしています。このような状況下で、改良された「長徳Ⓡ」シリーズは、フライ油の交換回数を減らすことで作業負荷を軽減し、経営効率を向上させる効果が期待されています。
サステナブルな取り組み
「長徳Ⓡ」シリーズのリニューアルは、持続可能な社会の実現にも寄与できます。フライ油の使用量が減少することで、原材料である穀物の使用量も減り、耕作地面積の削減にもつながります。また、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減が期待されます。これにより、次世代のための環境保護にも貢献できる製品へと生まれ変わっています。
製品ラインナップ
今回のリニューアルによって、納品される製品は以下の13品目です:
1. 「長徳Ⓡ」サラダ油 (16.5kg缶、8kgバッグインボックス等)
2. 「長徳Ⓡ」キャノーラ油 (16.5kg缶、4kg×3個入り等)
3. 「長徳Ⓡ」白絞油 (16.5kg缶等)
このように多彩なラインナップが揃い、様々な業務形態に対応できるようになっています。
社会に寄与する姿勢
株式会社J-オイルミルズは、「Joy for LifeⓇ -食で未来によろこびを-」を企業理念に掲げ、今後も社会の変化に沿った製品開発を続けていく意向です。私たちが食べるものが未来を形作るという視点を持ち、企業としての責任を果たそうとする姿勢は、消費者にとっても魅力的です。
まとめ
J-オイルミルズの「長徳Ⓡ」シリーズは、環境と社会に貢献できる食用油として進化しています。持続可能性を念頭に置いた新たな製品は、揚げ物を提供する業界にさまざまなメリットをもたらし、より良い未来を共に築くための一歩となるでしょう。ぜひその進化を体験してみてください。