手漉き和紙の美しさが息づく企画展「草木のいろ、花となる」
皆さん、手作りの美しさや温もりを感じながら、一つ一つの作品に込められた思いを大切にしたくなりませんか?2026年の9月、日本の伝統的な技術と自然の恵みが融合した特別な企画展「草木のいろ、花となる — 花ノ和 × アトリエシムラ」が開催されます。この展覧会では、ユネスコに無形文化遺産として登録された美濃紙を使用した「花ノ和」と呼ばれる折り紙の作品や、草木染めによる新たなアート作品が紹介されます。
本美濃紙の折り紙作品「花ノ和」
本美濃紙は、日本の伝統的な手漉き和紙の一つで、その質感や風合いは他では体験できない美しさを誇ります。「花ノ和」は、この美濃紙を折り紙作家が一輪一輪、心を込めて折り上げた紙花です。千年続く和紙の技術が一つの作品にこめられており、特別な想いや思い出を形に変える力を持っています。
この一輪の白い花は、ただの装飾品ではありません。デジタル化が進む現代において、手紙や日記のように、言葉や想いを伝える道具としても価値があります。例えば、特別な日には「花ノ和」を贈ることで、贈る側の心が伝わる素敵なギフトになります。
草木染めとのコラボレーション
企画展では、「花ノ和」と同時に、アトリエシムラが手がける草木染めによる作品も数多く展示されます。草木染めは、自然の植物を使って色を出す技法で、各種の色合いがそのまま自然の息吹を感じさせます。作品は、白い和紙の花が草木の色をまとい、一層の美しさを際立たせています。
また、この展覧会期間中には、草木染めを施した蜜蝋紙などの新商品もお目見えする予定です。自然と調和した生活の道具たちが、私たちの現代的な暮らしに寄り添い、さらに彩りを添えてくれることでしょう。
開催情報
展覧会は2026年の9月11日金曜日から10月20日火曜日まで、アトリエシムラ Gallery&School(東京・世田谷)で開催されます。展示は12時から17時30分まで行われ、水曜・木曜は定休日ですが、祝日はオープンしています。さらに、展覧会の初日には、GPDL代表の林弘之氏が在廊し、直接お話をお聞きする機会もあります。
特別なトークイベント
更に特筆すべきは、9月12日土曜日にはトークイベント「手仕事とブランディング — 和紙の未来」が行われます。和紙の未来について議論し、伝統的な技術の持つ力や価値を次世代にどう伝えていくかを考える貴重な機会でもあります。参加費は2,200円で、定員はわずか12名なので、早めの申し込みが推奨されます。
アトリエシムラについて
アトリエシムラは、染織家・志村ふくみ氏の孫である志村昌司氏を中心に、次世代の作り手たちによって運営されています。彼らは植物の色彩を引き出す染織に魅了され、一点ものの美しい作品を手がけています。特に、文化体験を提供するワークショップでは、来訪者が染織の魅力を体感できる場を作り上げています。
この展覧会を通じて、皆さまもぜひ日本の伝統美や手仕事の魅力を感じ、未来につなげていく大切さを再認識して目で見て、心で感じる体験をしてみてください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。