デジタルアパレルの新たな挑戦
2026-09-07 16:24:13

異なる分野の専門家が協力するデジタルアパレルデザインコンテストの魅力

デジタルアパレルデザインコンテスト開催!



2026年8月22日、東京都立川市にある株式会社壽屋が主催する「第2回デジタルアパレルデザインコンテスト」が、KDDI高輪本社ビルの「TSUNAGU BASE」にて行われました。本コンテストは、ファッション、3Dモデル、VRといった異なる領域の技術を結集し、共に新たな可能性を探る挑戦です。

デジタルアパレルとは?



デジタルアパレルとは、衣服のデザインや設計を3D空間で行い、アバターが着用できるようなデータを作成することを指します。近年では、見た目のデザインだけに留まらず、布の動きや質感、シワなどリアリティが求められています。参加者たちは、チームを組み、指定されたアバターに向けて一着の衣装を制作します。

「バトンのつなぎ方」が今回のテーマ



第2回目の今回のテーマは「バトンのつなぎ方」です。衣装が完成するだけではなく、デザイン、パターン制作、3Dモデル制作、そしてVR実装といったさまざまな工程において、情報をどのように共有し、次に引き継いでいくのかが問われています。これにより、異業種の参加者同士が互いの知見を活かし合い、より精度の高いデジタル衣装を作ることが期待されています。

参加者の構成



今回のコンテストには全国から59名が参加し、10チームに分かれました。参加者は、52.5%が学生で、47.5%が一般からの応募です。その中でも、ファッション関連の専門家が多く、VRやゲーム、IT関連の参加者もいます。これにより、異なるバックグラウンドを持つメンバーが集まり、独自のアイデアや技術が持ち寄られます。

セミナーで知見を共有



Day1のセミナーでは、デジタル技術のアパレル業界での活用事例や、VRを活用した衣装の撮影方法、バーチャルファッションイベントの事例が紹介されました。これにより、チーム全体が共通の理解を持って臨むことができます。特に「アパレル to VR ワークフロー構築」に関する講演では、衣装デザインからVRでの表現までの流れを理解することの重要性が強調されました。

チーム制作のプロセス



セミナーの後、各チームは対面で初めての顔合わせを行いました。自己紹介や役割分担、コンセプトのすり合わせを行い、活発な意見交換がなされます。服づくりに関する知識を持つ参加者は、その知識を3Dアバター衣装に落とし込む方法を模索し、役割によって得た情報を次の担当者に正確に引き継ぐことが求められます。

期待される成果



参加者からは、リアルな服づくりとデジタル表現の融合が新たな可能性を生む期待が寄せられています。特に、CLOなどのツールを使ったデザインをVRで自然に動かす技術の習得は大きな課題とされています。また、異業種の参加者が集まり、いかにクリエイティブなアイデアが生まれるのかが今後の注目ポイントです。

次回に向けて



次回のDay2では、各チームの制作結果が発表される予定です。完成した衣装や、制作過程での新たな発見に焦点を当て、参加者たちがどう「バトンをつなぐ」かが見どころです。このイベントは、一般の方も観覧可能で、未来のファッションの形を目の当たりにできる貴重な機会となるでしょう。

参加者同士が力を合わせ、新たなデジタルアパレルの世界を創り出すこの挑戦は、今後のアパレル産業における可能性を広げる一歩となります。


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