岡山イノベーションコンテスト2025で点々が栄光のグランプリを受賞！

岡山イノベーションコンテスト2025での勝利

岡山県で開催された「岡山イノベーションコンテスト2025」において、株式会社点々が見事にグランプリを受賞しました。このコンテストは2017年から毎年行われており、今年は90件を超える応募が寄せられました。審査を通過した12組のファイナリストがプレゼンテーションを行い、優れたビジネスプランが評価される場となりました。

点々の目指すビジョン

点々のテーマは「養鶏から始まる地域の資源循環と風景づくり」です。岡山県北部の20世帯から成る小さな集落が、新たな手法で地域資源を活用し、未利用資源を循環させることを目指しています。この取り組みでは、純国産鶏「後藤もみじ」を一般的な5倍の広さで飼育し、プランにあるように調理で生じる野菜くずや規格外の米などを鶏の餌に変えるというユニークな方法を用いています。

鶏が食べた餌から得られる栄養が、味わい深い卵の生産に結び付くと期待されています。また鶏糞は田畑の肥やしとして利用され、再び未利用資源が鶏の餌となるという循環が生まれているのです。

代表者のメッセージ

取締役の羽田知弘氏は、「グランプリだけでなくオーディエンス賞も受賞でき、とても感謝しています」と語り、消費者の選択が市場を変える力があることを強調しました。また、岡山イノベーションコンテストを通じて、平飼い養鶏の重要性を広める機会となったことに喜びを表しています。彼は小さな取り組みから全国へと広げていく決意を示しました。

株式会社点々の企業としての特徴

岡山県の西粟倉村に拠点を置く点々は、地域循環型企業として活動しています。農業、飲食、宿泊を通じて地域資源の活用と持続可能な事業展開を目指し、未来に繋がる風景の創造に取り組んでいます。そして、ブランディング会社nottuo Inc.と合同会社セリフと共同で創業され、地域密着型のビジネスを展開するマイクロエリアブランドを運営しています。

点々の公式サイトやオンラインストアを通じて、商品を手に取ることができます。この企業はひとつの里山ブランドとして、地域の魅力を発信し続ける姿勢を貫いています。