舞台「十二人の怒れる男たち」新たな魅力を披露
2025年3月26日から30日まで、東京・サンシャイン劇場にて、舞台「十二人の怒れる男たち」が上演されます。この舞台は、原作レジナルド・ローズの法廷ドラマを基にしており、小田島恒志と小田島則子による新たな翻訳、そして野坂実の演出が施されています。
演出と翻訳の新しいアプローチ
原作の深みを引き出すために、新訳を手がけた小田島兄妹が作品をどのように現代に蘇らせるのかが注目です。演出を担当する野坂実は、これまでアガサ・クリスティ作品や様々なミステリーで圧倒的な脚本を創り上げてきた実力者です。その技は、緻密な構成とキャラクターの心理描写に定評があります。観客は、法廷の緊迫感と陪審員の内面の葛藤がどのように表現されるのか期待が高まります。
魅力的なキャスト陣
本作には、富永勇也、小波津亜廉、日向野祥、宮城紘大をはじめとする実力派俳優たちが名を連ねています。特に先日発表された陪審員7番の役に細貝圭が加わり、全てのキャラクターが多面的な演技を見せることでしょう。これらの俳優はそれぞれ、豊かなパフォーマンスを観客に届けます。
テーマとあらすじ
「十二人の怒れる男たち」は、ある殺人事件の陪審員たちが織りなす心理戦が主題です。物語は、18歳の少年が父親を殺したとされる内容から始まり、陪審員たちが「有罪」と「無罪」の判決を下す過程が描かれます。最初は、11人が「有罪」と主張しますが、ただ1人の陪審員が異議を唱えることから、全員がそれぞれの先入観と向き合うことになります。
この議論が進むにつれて、証拠や証言の矛盾が徐々に明らかになり、緊張感のある場面が続きます。法廷内の熱気や対立、変化する意見の中で、何が正義であるのかを問い続けるドラマが展開されるのです。
公演情報
この舞台は2025年に、全席指定の形式で特典付きチケットも用意され、観客に幅広く親しまれることを目指しています。リピーター特典には、非売品のブロマイドやアクリルスタンドなども用意されています。観劇を重ねるごとに得られる楽しみがあるのが魅力です。
最初の公演は3月26日の18:30から行われ、以降も何度か公演が続きます。
チケット情報や公演詳細については、
公式サイトをご参照ください。以下は、今回の公演に関する大まかな情報です。
- - 【会場】サンシャイン劇場
- - 【チケット料金】特典付き傍聴席:13,500円、一般席:9,900円
- - 【公式メール】stage.contact55@gmail.com
観劇の際は、準備を万全にして、感動の舞台を体感してみてください。新たな解釈で生まれ変わった「十二人の怒れる男たち」から目が離せません!