J-オイルミルズの内定式での新しい試み
2023年10月1日、㈱J-オイルミルズが新卒内定者向けの内定式を実施しました。今年の内定者は17名。場所は、同社の複合型プレゼンテーション施設「おいしさデザイン工房Ⓡ」です。この内定式は、企業理念である「おいしさデザインⓇ」を内定者たちに実際に体験してもらうことを目的に、料理体験を取り入れています。
内定式の料理体験プログラム
この料理体験は2019年から導入されたもので、内定者が同期や社員との交流を深める機会を創出するためのものです。参加した内定者たちは「普通の内定式とは違い、面白くて印象的だった」「来年度の入社が楽しみになった」という声を上げています。
今回の調理実習では、パスタ、からあげ、マヨネーズ、特製タレ、チョコムースを作るという内容。メニューは当社製品を使用し、油脂の特性や魅力を直接感じられるように工夫されています。料理指導を担当するのは、食品業界のプロフェッショナルたち。実践的な体験を通じて、内定者同士の距離もぐっと縮まりました。
内定者の声
内定式では、調理実習の後に先輩社員との座談会も行われ、参加者は企業理念や働くイメージを実感しました。ここでの内定者たちの感想も、多くのポジティブな意見が寄せられました。
- - 「チーム分担で料理をしたことで、同期との距離が近くなりました。調理を通してお互いの人柄もわかって良かったです。」
- - 「対面だからこその会話も生まれ、入社前にこのようなイベントを通して同期とのコミュニケーションが取れてうれしかったです。」
- - 「料理を通してJ-オイルミルズの製品を知ることができました。実際に機能性のある油を使うことで、その特徴も理解できました。」
代表取締役社長のメッセージ
同社の春山裕一郎代表は、内定式の挨拶で次のように述べました。「当社は、日々の生活に不可欠な油脂を将来的に安定供給するという重要な使命があります。今年は創立20周年を迎え、私たちの歴史は約200年前に遡ります。今後も新たな価値を創造し、皆さんの健やかな暮らしに貢献していきます。」
また、春山社長は、次世代を担う内定者たちに対する期待も表明。「社会人として大切な好奇心を持ち、学生生活最後の半年を豊かに過ごしてほしい。そして、新たな価値観に出会うことを楽しみにしています。」と、内定者たちの成長を見守っていく姿勢を強調しました。
J-オイルミルズの背景
㈱J-オイルミルズは、2004年に製油業界の3社が統合して誕生した企業で、味の素グループに属しています。主力製品には「AJINOMOTO オリーブオイル」や業務用油脂、マーガリン類、機能性素材などがあり、幅広い活躍をしています。特に、環境への配慮を大切にし、「おいしさ×健康×低負荷」の実現に向けた取り組みを進めています。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてみてください。