K、20周年を迎えた想いを語る
シンガーソングライターのKが、デビューから20年の月日を迎え、全国各地を巡るライブツアー「K 20th Anniversary LIVE」を開催しています。彼がこの特別な1年間に感じていること、そしてツアーへの期待を語りました。
デビュー20周年の心境
Kは、音楽を始めた頃には今の自分が20年も活動を続けるとは考えていなかったとのこと。「デビューした当時は、応援してくれる人々がいることを本当に想像もしていなかったし、その支えがあったからこそ、こうして活動を続けられていると感謝しています」と振り返ります。
最初に日本でのオーディションを受けた際、すぐに韓国に戻るつもりだったK。しかし、様々なプロモーション活動を経て、日本には自分が思い描いていた生活とは異なる多くの出会いがあったといいます。「日本語での活動に不安もありましたが、友人が増え、音楽以外の部分でも魅力を感じて、だんだんとここに住むことになるのかなと思うようになりました」と続けました。
アーティストとしての成長
Kは、シンガーソングライターだけでなく、ミュージカル、テレビのMC、ラジオDJと多方面で活躍しています。その中でも「音楽を核に様々なことに挑戦している」と語ります。
「自分の音楽は、他の活動からも良い影響を受けて成長していると感じています。全て繋がっている気がして、キャラを変えることは考えたことがありません」と話します。
1年間をかけたツアーの意義
「K 20th Anniversary LIVE」というツアーは、1年間にわたって展開され、各地でのライブは進化し続けていくことが期待されます。「例えば、1年前に見たライブは、1年後には全く異なるパフォーマンスになっていると思います。日々の経験が全て材料になり、新たな歌唱法や楽曲が生まれます」とKは語り、その変化をファンにも楽しんでほしいと願っています。また、このツアーは、支えてくれたファンへの「恩返しの年」と位置づけ、「ライブと音源でしか恩返しができないので、その思いを大事にしたい」と語ります。
季節ごとのテーマでのライブ
ツアーは、「Spring Out!」「Summer Breeze!」「Fall in Love!」と、季節に合わせた構成になっています。Kは過去に47都道府県を回った経験から、「春にスタートすることが新鮮で、メモリアルな1年を作りたい」と思ったと明かしました。
「夏の曲を取り入れたり、季節のエピソードを交えたりしながら、観る側にも楽しんでもらえる工夫をしています」とKは明言します。
初となる韓国語の楽曲
3月にリリースされたシングル「SPRING OUT!!!」は、春をテーマにした楽曲。Kは、日常に溶け込むように春を感じさせるメロディを求め、曲作りを行ったと言います。また、C/Wの「Snooze」には初めて韓国語が使われており、これに関しても「今後は少しずつハングルを出していくかもしれない」と期待を寄せています。
ツアーへの意気込み
Kは、「20年間の経験と感謝を全て詰め込んだツアーになると思います。過去のファンにも新しい感動を届けられるよう、ピアノを弾きながら新たな毎日を感じ、一緒に成長したい」と強い意気込みを表現しました。そして、足を運んでくれることへのお願いの言葉でインタビューを締めくくりました。
ツアー情報
Kの20th Anniversary LIVEは、6月から始まります。各地での公演が予定されており、その様子には多くの注目が集まっています!