シニア女性のためのダンスコミュニティ『らくリズ』が仙台初上陸
2025年10月11日、シニア女性向けのダンスコミュニティ「らくリズ」がついに仙台で初めてのイベントを開催しました。場所は仙台市の「あおばの風テラス」。58名の参加者が集まり、彼女たちの活動は地域を活性化させる力を持つことが証明されました。
懐かしのリズムに乗せて
「らくリズ」は、「今が青春」をコンセプトにしたコミュニティで、昭和歌謡やソウルミュージックに合わせたダンスプログラムを提供しています。日本全国で展開されてきたこのイベントは、東京や大阪での成功を受けて、待ちわびていた東北エリアの要望に応える形で仙台での開催が実現しました。
当日、天候は小雨が降り少し肌寒い中で、全3クラスに参加した方々は、懐かしの曲に合わせて思い思いに踊りながら、笑顔を絶やさず楽しんでいました。
参加者からは「こんな楽しいダンスイベントを待っていました」との声が相次ぎ、また「次回は家族や友人を誘って来たい」といったあたたかい感想も寄せられました。
参加者の期待に応える
イベント中、特に印象的だったのは、地元だけでなく、秋田や山形、岩手など遠方から2時間以上かけて参加された方々の熱意です。全クラスを通して参加する方も増え、笑顔で過ごす姿が印象的でした。イベント後には、講師との握手や記念撮影を希望する参加者も多く、仙台開催への期待感が高まっている様子が見受けられました。
講師の冨田麗子さんや原田千夏さんも、参加者からの「また来てほしい」との声に心を打たれ、全力でのレッスンを展開されました。特に原田さんは「小雨の中でも、参加者の笑顔に囲まれて素晴らしい一日だった」と述べ、講師たちもまた「エネルギーに満ちたこの地域の方々にいつか再びお会いしたい」と語っていました。
主催者の思いと今後の展開
主催者は仙台リビング新聞社の堤田由紀子氏で、カルチャー教室を通じて楽しさを届けることに情熱を注いでいます。「皆が笑顔になれる時間を作ることは、このイベントの大きな目標でした。参加者の皆さんの反応を見て、本当に喜んでもらえたことが何より嬉しいです」と語りました。
今後は、仙台に限らず東北地方全体に「らくリズ」の展開を広げていくことも視野に入れられています。地域活性化の一環として、自治体関係者からの関心も寄せられたことから、さらなる機会を模索中です。
まとめ
シニア世代の女性たちが、リズムに合わせて体を動かすことで心の健康を促進し、地域を元気にする「らくリズ」。日本全国で広がるその魅力は、今後も多くの方々に笑顔を届けて行くことでしょう。、