再生プラスチック61%使用の新空気清浄機がエコマーク優秀賞を受賞！

61%が再生プラスチック！新たな空気清浄機の誕生

環境意識の高まりと共に注目を集める再生可能商品の中でも、特に革新的な取り組みを見せているのが株式会社信州セラミックスの空気清浄機「アースプラス™」です。この製品は、廃棄された家電から回収したプラスチックを61%も使用しており、昨年には家電業界で初めてエコマーク認定を取得しました。そして最近、公益財団法人日本環境協会によるエコマークアワード2025の優秀賞に輝くこととなりました。

優秀賞受賞の理由

「アースプラス™」が優秀賞を受賞した理由は、その高い再生プラスチック配合率に加え、製品の見た目や機能性についても配慮されている点にあります。内部の部品だけでなく、外観部品にも再生素材を使用し、消費者に対して透明性のある情報提供を行っています。再生材料特有の見た目のデメリットを隠さず、むしろその情報を積極的に発信している姿勢が評価されたとのことです。

さらに、廃家電の解体現場の様子を販売媒体で見せることで、消費者にリサイクルの重要性を伝え、その理解を深める努力をしています。通常、ネガティブに捉えられがちな要素をエコマークのストーリーとして伝えることで、消費者の共感を呼び起こし、社会全体での再生材料の利用促進に寄与している点が評価されています。

エコマークアワードとは？

エコマークアワードは、2010年に設立され、環境に優しい商品の普及を推進することを目的としています。このアワードは、企業や公共機関の取り組みを表彰し、消費者が環境を考慮した商品選択を行えるようにするためのものです。今回の信州セラミックスの受賞は、さらなる持続可能な社会の実現を目指す上で、大きな意義を持つものです。