マルトモがえるぼし認定2段階目を取得
愛媛県伊予市に本社を置く、かつお節・だし製造のマルトモ株式会社が、厚生労働省から「えるぼし認定2段階目/2つ星」を取得しました。この認定は、女性がその能力を活かし、活躍できる職場環境を整備する企業としての取り組みが評価された結果です。
えるぼし認定制度とは?
厚生労働省が定める「えるぼし認定制度」は、企業が女性の活躍を推進するための具体的な行動計画や実績に基づき評価される制度です。認定は、採用、継続就業、働き方、管理職比率、多様なキャリアコースの5つの評価項目に基づいて、3段階で取得できます。
今回、マルトモは「採用に関する状況」「継続就業」「労働時間等の働き方」「多様なキャリアコース」の4つの基準をクリアしました。これは、同社の女性活躍推進への強い意志を示すものと言えるでしょう。
マルトモの主な取り組み
1. 積極的な女性採用
マルトモは女性の採用を積極的に行っており、特に総合職における女性の割合を増加させています。この取り組みは、女性が様々な職種でリーダーシップを発揮できる基盤を整えることを目指しています。
2. 育児・介護と仕事の両立支援
家庭の事情により育児や介護を担う女性を支援するため、制度改革を行いました。これにより、仕事と家庭の両立を図る環境を整え、社員が生活の質を向上させられるよう取り組んでいます。
3. 働き方の改善
労働時間に関する見直しを行い、多様なワークライフバランスの実現を促進しています。時間外労働を適切に管理し、各自が自分のライフスタイルに合った働き方を選択できるように支援しています。
4. 女性リーダー育成
マルトモでは、女性リーダーを育成するための施策として、ジョブローテーションの実施や新しい挑戦機会の創出に力を入れています。これにより、社員が自身のキャリアを自分で切り開けるよう支援しています。
5. 多様なキャリアコースの整備
配置転換や正社員転換、中途採用など、多様なキャリアルートを整備することで、社員が自身の希望や能力に応じた選択肢を持てるようにしています。
今後の展望
マルトモでは、この度のえるぼし認定の取得を通じて、ますます多様な人材が自分らしく能力を発揮できる職場の実現を目指しています。女性活躍推進への取り組みは、この認定を通過点と位置づけ、今後も社員一人ひとりを大切にする経営に努めていくとしています。
このような取り組みが、他の企業にも波及し、社会全体での女性の活躍が促進されることを期待を込めて見守りたいです。マルトモの発展とともに、女性が輝く未来が築かれることを心より願っています。