ビービーラボラトリーズ、越境ECでベトナム市場への進出を加速

日本のビービーラボラトリーズが、越境ECを利用してダイナミックにベトナム市場に進出することが決定しました。独占販売契約を締結し、「Pro.シリーズ」のスキンケア製品を現地で展開する計画です。

ビービーラボラトリーズとは

ビービーラボラトリーズは1997年に設立され、プラセンタを活用した高品質な化粧品の製造・販売を行っています。同社の「Pro.シリーズ」は、プロフェッショナルなエステティシャンの声を基に2012年に生まれ、エステティックサロンでの使用に加え、自宅でセルフケアができる製品として広く支持されています。特に「モイストクリームマスクPro.」は、復活草やプラセンタエキスを贅沢に配合し、うるおいと透明感を実現する商品として人気があります。

ベトナム市場の可能性

ベトナム市場の特色は、若い世代が多く、経済的自立が進む女性たちが美容にかける支出が増加している点です。2023年にはベトナムの化粧品市場の規模は約7億5,440万米ドルに達すると見込まれており、2030年には約10億2,960万米ドルに達する予想です。特にスキンケアセグメントでは高い成長率が期待されており、新しい美容トレンドに敏感な消費者層が市場の拡大を後押ししています。

越境ECの強み

AnyMind Groupが提供する「グローバルECソリューション」を活用し、「Pro.シリーズ」の日本からベトナムへのストリーミング販売を効率的に進めます。具体的には、現地ECサイトの構築、物流の最適化、そしてマーケティング施策に至るまで、多岐にわたるサポートを行います。さらに、インフルエンサーを活用したマーケティングや、ライブコマースも視野に入れています。

ベトナムでの展開の意義

ベトナムはデジタルネイティブ世代が多いため、SNSを通じた情報拡散やマーケティング効果が期待される国です。ECモールや自社サイトを活用して、消費者との接点を多様化し、販売促進を図ることが可能です。また、男性の美容意識の高まりも追い風となっており、最近の市場の動きでは男女問わず美容商品への関心が高まっています。

これからのビジョン

ビービーラボラトリーズは、ベトナム市場でのシェア拡大を目指し、国際的なブランドとしての付加価値を高めていきます。越境ECを駆使したマーケティング活動を展開し、消費者のニーズに応じた製品を提供していくことによって、改善と進化を続けることが企業の成長につながると考えています。

ビービーラボラトリーズの越境EC展開は、今後の成長を牽引する素晴らしいアイディアとして注目されています。今後も目が離せません。